中古ハイエースキャンピングカー・ジムニーシエラ・スペーシアギアで出かけた、車中泊・温泉・グルメ・キャンプ・登山、メンテナンスに関する記録です。--記事内に広告が含まれます--
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編笠山。車中泊からの周回登山。天気予報は晴れだったのに。

編笠山 観音平駐車場からの富士山 山梨
山梨未分類

晴れ予報を信じ、観音平第1駐車場で車中泊して編笠山へ。登りはじめから辺りはガスに包まれ、「雲海」に着いても景色は真っ白。湿度でTシャツはびっしょり、押手川からは大きな岩と急登が待ち受けます。ようやくたどり着いた山頂も360度視界ゼロ。まさかの場所でこの日一番の景色が待っていました。

今回、8月初旬の平日に編笠山へ登ってきました。

スタート地点は観音平第1駐車場。

前泊の車中泊をして、翌朝から編笠山へ登り、山頂から青年小屋を経由して戻ってくる周回ルートです。

天気予報は晴れ。
「これはいい景色が見られそうだ」と期待していました。

今回は、前日の車中泊から編笠山登山、青年小屋、そして下山までを詳しく紹介していきます。

観音平第1駐車場での車中泊

平日の夜11時30分、観音平第1駐車場に到着しました。

それなりに混んでいるかと思いましたが、実際に停まっていたのは6台ほど。

かなり空いています。

駐車スペースはロープで区切られているため、暗い時間に到着しても駐車場所が分かりやすいのはありがたいところ。

地面の傾斜もそれほど気にならず、車中泊には問題ありませんでした。

気温は真夏にもかかわらず19度。

エンジンを止めた直後は、車内にエンジンの熱が残っていて少し暑かったのですが、到着から1時間ほど経った就寝時には、ポータブル扇風機だけで十分なほど涼しくなっていました。

おかげで、しっかりと眠ることができました。

朝6時には駐車場の8割ほどが埋まっていた

翌朝6時。
隣の車の扉の閉まる音で目が覚めました。

外に出てみると、昨夜とは違い駐車台数が増え、8割ほど埋まっていました。

編笠山 観音平第1駐車場

しかし、駐車している車の数に比べて人の姿は少ない。

どうやら、ほとんどの方はすでに登山へ向かわれているようです。

皆さん早いですね。

とりあえず、まずはトイレへ。

仮設トイレですが、想像していたよりもきれいに管理されていて驚きました。

編笠山 観音平第1駐車場のトイレ

さらに、便座用の除菌クリーナーまで設置されています。

編笠山 観音平第1駐車場のトイレ

登山口の仮設トイレというと、どうしても少し身構えてしまいますが、ここなら比較的快適に利用できます。

・・・

駐車場は比較的平らで、夏でも夜は涼しく、トイレも利用しやすい。

観音平第1駐車場は、編笠山へ早朝から登るための前泊場所として、かなり利用しやすい印象でした。

そして、駐車場の一番奥には休憩スペースもあります。

編笠山 観音平第1駐車場

私はその隣に車を停めたので、登山靴を履いたり、ちょっとした荷物を置いたりするのにも便利でした。

晴れ予報なのに空を見ると何だか怪しい

さて、問題は天気です。

予報では晴れ。

ところが朝の空を見てみると、「本当に晴れるのか?」と思ってしまうような雲行きです。

まったく晴れ間がないわけではありませんが、山の方向を見ると雲が多い。

これは少し嫌な予感です。

天気予報では晴れでも、山ではそう簡単にいかないことがあります。

麓では晴れているのに山頂だけ雲の中、ということもありますし、その逆もあります。

ただ、ここまで来たからには行ってみなければ分かりません。

途中で天候が変わる可能性もあります。山頂へ到着するころだけ雲が取れてくれる、なんてことも山では珍しくありません。

少し期待を残しながら準備を整えます。

水分、食料、暑さ対策。
これまでの登山では高い湿度と大量の発汗で頭痛が出ることもあったため、今回はその対策もしっかり準備してきました。

睡眠も十分。体調も悪くない。景色については空に任せるしかありません。

とりあえず編笠山へ向けて出発です。

編笠山 登山口

観音平からのスタートは緩やか

スタート直後は、比較的歩きやすい道が続きます。

最初からきつい登りだと早々にばててしまうので、これくらいの傾斜から始まる方が体を慣らすにはちょうどいい。

森の中を気持ちよく進んでいきます。

編笠山

雲海へ到着したけれど雲海の中だった

スタートしてから1時間です。
「雲海」と呼ばれる場所までやってきました。

名前だけ聞くと、「ここから素晴らしい雲海が見えるのでは?」と期待してしまいます。

ところがこの日は完全に逆。雲海を見るのではなく、自分たちが雲海の中にいるような状態でした。

辺りはガス。当然、景色はほぼゼロです。

編笠山 雲海

もう少し時間が経てば晴れてくるのか、それとも今日はこのままなのか。

空を見ても、あまり回復する気配は感じられません。

それでも山頂へ行かなければ答えは分かりません。
先へ進みます。

前日には夕立があったようで、登山道はところどころ濡れています。
特に木の根で滑りやすいので、十分注意して進みます。

急登ではないのに、ずっと登るのが意外ときつい

観音平から編笠山への道は、この辺りまでは極端な急登という印象ではありません。

しかし、決して楽ではありません。

理由は単純。

ひたすら登るからです。

編笠山

少し登って平坦になり、また登るという変化のある道なら気持ちにも余裕ができますが、このルートは地味に標高を上げ続けます。

疲れが積み重なっていきます。

それに周りはガスで景色に変化がないので、精神的な疲れもたまっていきます。

押手川に到着、湿度でTシャツはびっしょり

分岐点となる押手川の手前には、少しずつ岩場が現れてきます。

編笠山

単調な登山道に比べれば、こういった変化があった方が私は楽しく登れます。
しかし、きつめです。

スタートしてから1時間30分。
押手川という分岐までやってきました。

編笠山 押手川

相変わらず周囲はガスに包まれています。空気がひんやりすることもあるのですが、とにかく湿度が高くて暑い。

おかげでTシャツは汗でびっしょりです。

いろいろな山に登ってきましたが、今回が一番ではないかと思うほどの発汗量。

とにかく汗が乾きません。

以前の登山では、こうした大量発汗や暑さが重なったときに頭痛が起きることがありました。

今回は同じことを繰り返さないよう、かなり意識して対策をしています。

スマートウォッチに20分ごとの通知を設定し、そのたびに飲み物を口にして、カロリーや塩分も補給。

さらに暑さを感じたら、クールタオルを首に巻いて体を冷やしながら進みます。

ここから先、編笠山山頂へ向けては急登が続きます。

その前に、しっかりと栄養補給をしておきます。

押手川から先は一気に急登へ

押手川を出発すると、先ほどまでとは登山道の雰囲気が変わってきます。

明らかに急です。

そして徐々に岩も大きくなってきました。

編笠山

一歩の高さが大きくなる場所も増え、自然と足への負担も大きくなっていきます。

大きな岩に足を掛け、体を持ち上げる。

次の岩へ。また、その次へ。

歩くというより、場所によってはよじ登るような感覚です。

編笠山

途中には梯子もあります。

梯子を越えれば、「そろそろ山頂が近いのかな」と思うところですが、ここからさらに傾斜がきつくなります。

編笠山はしご

そして相変わらず森がなかなか開けません。これが意外と精神的にきつい。

山頂へ近づいているはずなのに、周囲はずっと木々に囲まれています。

景色が見えない。

編笠山 山頂への急登

遠くも見えない。山頂も見えない。

ガスの中なので、空を見ても現在地の感覚がつかみにくい。
こういう単調な景色が続く登山は、個人的には意外と疲れます。

急登そのものより、「あとどれくらいこの景色が続くのだろう」という気持ちが疲労につながります。

ようやく森が開けたと思ったら、すぐに編笠山山頂

大きな岩を越えながら登っていると、ようやく周囲の木々が少なくなってきました。

編笠山

「やっと景色が開けた!」と思ったところで、そのまますぐ編笠山山頂へ到着です。

スタートからちょうど3時間。

しかし今日の景色はーー。
みごとなくらい真っ白で、360度何も見えません。

せっかく森の中を抜けて山頂へ出たというのに、その先にあるはずの山々は全部ガスの向こう。

「まあ、こういう日もあるだろう」山に登っていれば、こんな日もあります。

とはいえ、車で3時間かけてやってきたのにという気持ちは辛いものです。

・・・

とりあえず、時間には余裕があるので、少し晴れ間が出るか待ってみます。

編笠山山頂の岩の上で昼寝タイム

栄養補給して、山頂の良さそうな場所で"寝ます"

編笠山の山頂には、大きめの岩がごろごろしています。
探せば新幹線のリクライニングを倒したくらいの傾斜の場所はすぐ見つかります。

ガスのおかげで強い日差しはなく、汗も引き少し肌寒いくらいですがこれが丁度いい。

山頂で初の「うたた寝」。これも悪くないです。

しばらく休んでいると友人が、周囲の雲は晴れそうにない。雲の予報ではさらに雲が厚くなるとの事。

待ち続けても仕方がなさそうです。

「じゃあ行きますか」

名残惜しい景色は……そもそも何も見えていませんが、編笠山山頂を後にします。

次に目指すのは青年小屋です。

青年小屋へ向かう大きな岩が意外と疲れる

山頂から青年小屋方面へ下っていきます。

しばらくすると、ガスの向こうに青年小屋が見えてきました。

編笠山 青年小屋

ところが、見えてからが意外と大変。

青年小屋までの道には大きな岩がゴロゴロしています。
普通の登山道のように一定のリズムで歩けるわけではありません。

どの岩に足を置くか考えながら、一つずつ越えていきます。

編笠山から青年小屋への岩場

山頂までの急登で足を使ったあとだけに、この岩歩きが地味に疲れます。
青年小屋は見えているのに、なかなか距離が縮まらないような感覚。

こういう「目的地は見えているのにすぐ着かない」という区間は意外と長く感じます。

そして、この場所でもう一つ注意したいのがスマートフォン。
写真を撮ろうとして手に持ったまま岩の上を歩いていると、落としたときが怖い。

普通の登山道なら少し下に落ちる程度で済むかもしれませんが、ここは大きな岩が積み重なっています。

その隙間へスマホが入ってしまうと大変です。

「あっ!」と手を滑らせた瞬間に、岩と岩の隙間へ。
そんなことになったら登山どころではありません。

写真を撮ったら、スマホはしっかり収納してから移動した方が安心です。

岩場では足元だけでなく、手に持っている物にも注意しましょう。

青年小屋はこの日は昼から営業

岩場を抜けて青年小屋へ到着。

編笠山 青年小屋

ここで何か食べたり休憩したりできればと思いましたが、この日は昼からの営業とのこと。

編笠山 青年小屋

残念。

タイミングが合いませんでした。今回は諦めて先へ進むことにします。こういうこともあります。

営業している青年小屋の雰囲気は次回のお楽しみですね。なお、トイレは100円で利用可能でした。

編笠山 青年小屋

青年小屋からの下りは比較的歩きやすい

編笠山山頂までの登りでは、押手川から先に急登と大きな岩が続きました。

その印象が強かったため、「下りもかなり大変かな」と思っていましたが、青年小屋から観音平へ向かうルートは比較的歩きやすく感じました。

もちろん山道なので足元への注意は必要です。

編笠山

山頂で景色が見えないのは残念ですが、下山中に雨が降ってくるよりはずっといい。

濡れた登山道に注意しながら進みます。

編笠山

下山していくとさらにガスが濃くなってきました。
やはり、あきらめて下山したのは正解の様です。

編笠山

下山するとまさかの青空

さらに標高を下げ、観音平へ近づいていきます。すると不思議なことに、空が少しずつ明るくなってきました。

「あれ?」山頂ではあれほど真っ白だったのに、駐車場へ近づくころには晴れてきています。

山あるあるですね。山頂ではガス。下山したら晴れる。もう少し早く晴れてほしかった。

そんなことを思いながら観音平第1駐車場へ到着しました。

編笠山 観音平駐車場

結局一番いい景色はこちら

編笠山 観音平駐車場からの富士山

駐車場からの景色と藤間が見えます。

駐車場から約2分の ひかり苔 もチェック

観音平第1駐車場の近くには、もう一つ気になる場所があります。

「ひかり苔」です。駐車場から歩いて2分ほど。

編笠山 ひかり苔

登山を終えてからでも気軽に行ける距離です。

今回は昼間に見に行ってみました。

昼間ではこんな感じ。

編笠山 ひかり苔

名前からすると、「キラキラ光っている苔なのかな?」と思ってしまいますが、光そのものを発しているわけではなく、条件によって独特の見え方をするようです。

今回は昼間だったこともあり、「なるほど、こんな感じなのか」という確認程度。

次回は夜に見に行きます。

高速道路から編笠山を見ると、まだ山頂だけ雲の中

帰りの高速道路を走っていると、遠くに編笠山方面の山々が見えてきます。

麓はかなり天候は夏という感じで快晴です。

「もしかして今ごろ山頂も晴れているのでは?」ちょっと悔しい気持ちで編笠山を眺めます。
しかしよく見ると――。

高速からの編笠山

山頂にはまだ雲がかかっています。まるで山に傘をかぶせたような状態。
どうやら今日に関しては、もう少し山頂で粘ったとしても絶景を見るのは難しかったようです。

それを確認できただけで少し納得。「今日はそういう日だった」ということでしょう。

山頂からの景色は次回のお預けです。

まとめ

今回の編笠山。
晴れ予報から始まり、「山頂では晴れるだろう」「もう少し待てばガスが取れるだろう」という期待は最後まで叶いませんでした。

それでも山は不思議なもので、景色が見えなかったからといって、つまらない登山だったという事はなく楽しめました。

山頂からの絶景は、また次回のお楽しみ。

次に登るときこそ、青空の編笠山に期待したいと思います。

リンク

帰りに立ち寄った温泉ブログです。

道の駅小淵沢の温泉、延命の湯を満喫
編笠山登山後、楽しみにしていたのが温泉です。今回アクセスのいい道の駅小淵沢にある延命の湯に立ち寄りました。温泉成分を強く感じさせる露天風呂。そして疲れた体が思わず長居したくなる湯船もありました。八ヶ岳の山歩きを終えたあとに立ち寄るなら知っておきたいのが、延命の湯です。

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編笠山の観光情報サイト

編笠山(あみがさやま):八ヶ岳連峰 | 北杜市観光協会

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