私の経験では、車中泊に慣れないうちは寝つきがわるく、熟睡できない日が続きました。最近は自分の適温(幅)が分かるようになってきたおかげで、旅先の温度も考えながら決めるようになりました。、今ではほぼ熟睡できるようになりました。寝つきが悪い方参考にしてください。

8月末は長い間雨の日が多かったですね。9月に入って朝夕はかなり過ごしやすくなってきました。しかし日中は残暑が厳しい日もあります。温度差が激しくなりますので皆様お体十分にお気を付けください。
今回は、熟睡できた車中泊の温湿度を調べよう!という事で私の調べ方をご案内します。
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天気予報も大切ですが、標高で温度が変わるので場所によっては天気予報があてにならない時ってありますよね。
私のキャンピングカーにはエアコンが付いていないので、暑さ対策と車中泊ポイントは常に気にしています。暑さ対策については以前、換気扇や扇風機を駆使しての対策は白川郷でお伝えしておりますので、まだの方はよろしければ、こちらをご覧ください。
こうした対策も必要ですが、そもそも気温が低い地域を中心に旅行を計画して、快適に眠って疲れを残さず楽しい旅行にするのも大切なポイントですね。なので旅行先の気温や湿度など細かくチェックしておりました。
しかし山の気温って意外と寒かったり暑かったりイメージと違う事ってありませんか?
そこでどうやったら気温が分かるか調べてみました。

ご存知だと思いますが、標高が100m上がるごとに気温は0.6°下がります。

そうなの?じゃあ富士山は3776mだから約38×0.6°で23°も低いの?

真夏に行ってみたいなぁ!
という事で、車中泊ポイントの標高が分かれば気温の目安が計算できるという事ですね。
いいのがありました。私が使っているのは「地理院地図」です。
使い方は?
こちらの地図は真ん中の+に調べたい場所を持っていきます。それからブラウザーの左下を見ると標高が表示されています。
それを元に計算すると目安の気温が出ますので、とても便利です。

ただ、車中泊する場合は大抵はどこかからやってきて、車を止めて車中泊する場合が多いので、車にもよりますが車内の空気がエンジン熱で温められます。
どうしても車外より車内のほうが暑くなるという事です。
例えば駒ヶ岳の車中泊時は標高855mですので、都会周辺より5°程度は気温が低くなるはずです。
当日は愛知で夜の気温が26°でしたので、駒ヶ岳駐車場では計算上21°程度のはずです。確かに外気は少しヒヤッとしましたが車内の気温は25°です。
なかなか車内が冷えませんので換気扇や扇風機を駆使して冷やしていました。しっかりと車のエアコンで車内の温度を下げる手もありますが、エンジンを切ると熱がこもって、すぐに暑くなると思います。
駒ヶ岳の時は、家族団らん1時間程度で冷えてきて、そのまま換気扇で風を導入して、扇風機2台で外気を取り入れた状態のままで程よく眠れました。
朝起きたらすこ~し寒い程度でした。丁度ぐっすり眠れる寒さってありますよね!そんな加減です。
また上高地の時は沢渡駐車場で、標高1000mでしたが、全て網戸にして扇風機1台で風を取り込んだままにした状態で、朝は当HPでもご紹介している寝袋を使ってちょうどいい程度の寒さでした。
そんな経験から、標高800m辺りが夏の車中泊の最低標高として目安にしています。
参考になれば幸いです。

みなさんの快適な旅と無事をお祈りしています。
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