燕岳登山のスタート地点、中房登山口駐車場で車中泊して感じたことを正直レビュー。登山者なら知っておきたい駐車の混雑事情や、夜ならではの注意点など、詳しく紹介します。
燕岳登山の前泊地として人気の中房温泉駐車場
北アルプスの女王とも呼ばれる燕岳。
ついに、念願の燕岳登山の日がやってきました。
登山は早朝スタートが基本になるため、多くの登山者が前夜入りして車中泊を選びます。
今回は実際に中房温泉駐車場で車中泊してきたので、これから行く方の参考になるよう、リアルな体験をまとめてみました。
中房温泉までの山道はかなり細い
まず最初に伝えたいのが、中房温泉までのアクセス道路です。
想像以上に細く、かなり狭い道が続きます。
以前、白山へ向かう御母衣ダム側の白山公園線もかなり狭い道でしたが、中房温泉までの道も負けないくらい狭いです。
場所によってはどう見てもすれ違えないような道幅で、カーブミラーもあまり頼りにならない箇所が続きます。
こちらは夜に撮影した写真です。

画質が荒く少しぼけてしまいましたが、狭さは伝わるかと思います。
こちらは帰りに撮影した写真です。

夜は毎回道幅が狭く感じるのですが、明るい日中でもやはり狭い。
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夜は道幅が狭く感じるものですが、明るい日中でもやはり狭い道でした。
夜は対向車のライトで早めに気づけますが、日中はカーブの先から突然車が現れることもあります。
行きの夜は誰ともすれ違いませんでしたが、帰りの下りでは3台とすれ違いました。
たまたま広めの場所だったので問題ありませんでしたが、タイミングが悪いとヒヤッとしそうです。さらに、この先の中房温泉までバスが来ることを考えると、やはり慎重な運転が必要だと感じました。
これから向かう方は、十分注意して走行してください。
スマホの電波状況はどう?
気になるのが、スマホの電波状況です。
中房温泉へ向かう道中は圏外になる場所が多く、場所によってはほぼ使えない区間が続きます。途中でYAMAPの登山届を出していないことを思い出しましたが、その時にはすでに電波が入らず、時すでに遅しでした。
ただ、駐車場に到着すると電波はしっかり入っていて安心しました。
天気予報の確認やYAMAPの登山届も無事に完了。
家族への連絡も問題なくできたので、この点はかなり助かりました。
登山前夜の情報収集や翌朝の天候確認にも使えるので、駐車場で電波が入るのは大きな安心材料だと思います。
夜の駐車場は真っ暗で区画が見えない
この分岐を右へ進むと第2駐車場、左へ進むと第1の有料駐車場です。

今回は第2駐車場へ向かいました。
こちらの駐車場は、第1から第3まで全てにライブカメラがあるので、駐車スペースの状況を事前に確認できます。
私たちは、何時ごろから混み始めるのかを確認するために利用していました。
ただし、山道では電波が入らず見られない区間もあるので注意が必要です。
こちらは、駐車したタイミングでライブカメラをスクリーンショットした画像です。

この日は平日の水曜日、夜11時20分ごろ。
5台程度の空きがありました。
ちなみに第2駐車場は30台、第3駐車場は40台とのことです。
そして、とにかく真っ暗です。
何度も車から降りて、懐中電灯で区画を確認しながら、何とか駐車することができました。
第2駐車場の区画は、左右がロープで区切られています。
ただ、場所によってはロープがたるんでいて、区画が分かりづらいところもありました。停める際は慎重に確認したほうがよさそうです。
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隣の車との距離感も分かりづらいので、焦らずゆっくり停めることが大事です。
1台でも多く停められるよう駐車マナーを意識
みなさん、1台でも多く駐車できるように意識されていて、区画がはっきりしない場所でもちょうど良い距離感で停められていました。
左右のスペースをバランスよく空けながら、きれいに駐車されている方が多かった印象です。
混雑する駐車場だからこそ、こうした駐車マナーはとても大切だと感じました。
川の音が意外と大きい
駐車場のすぐ横には川が流れています。
自然の音で癒されそうですが、実際はかなり音が大きく感じました。
前日に雨が降っていた影響もあると思いますが、網戸や窓を開けて寝るには、少し気になる音量です。
慣れていないと、寝る時に気になるかもしれません。
特に眠りが浅い方は、耳栓があると安心です。
トイレは第1駐車場と第3駐車場へ
車中泊で気になるのがトイレ事情です。
結論から言うと、第2駐車場にはトイレがありません。
とはいえ、第1駐車場のトイレまでは歩いて3分程度です。
第3駐車場にもトイレはありますが、第2駐車場からは少し遠いので、第1駐車場のトイレを利用するのが現実的だと思います。
私は夜のうちは利用せず、そのまま休んで、翌朝に中房温泉のトイレを利用しました。
夜に第1駐車場のトイレを使われる方は、懐中電灯が必須です。
この季節でも過ごしやすかった
この日は半袖では少し肌寒いほどでした。
当初は車内は暑いだろうと思っていましたので助かりました。
真夏の暑苦しさもなく、車中泊にはちょうど良い気温でした。
季節を少しずらすメリットは大きいと感じます。
第1駐車場は意外と空いていた
翌朝、さっそくライブカメラを確認しました。

朝5時40分ごろには、第2駐車場は満車になっていました。
その後も車がちらほら上がってきていましたが、満車のため、みなさん少し下にある第3駐車場へ向かっているようでした。
今回印象的だったのは、第1駐車場が比較的空いていたこと。

1日3,300円は、正直少し高く感じます。
ハイシーズン以外は、もう少し安くなるとうれしいところです。
中房温泉でも駐車可能。
登山後に立ち寄った中房温泉。
スタッフの方に聞くと、駐車料金は1日5,500円とのことでした。
なかなかの価格ですが、2名分の入浴料1,900円が含まれていると考えれば、選択肢としてはありかもしれません。


駐車スペースはこちらです。

中房温泉の次ぐ隣にある駐車場のパイロンスペースです。
まとめ
中房温泉駐車場での車中泊は、燕岳登山をスムーズにスタートするためにはかなり便利です。
ただし、
・山道は狭く夜道は特に注意
・駐車場は暗く区画が見えにくい
・川の音は想像以上に大きい
・混雑時は駐車マナーが重要
・トイレの場所は事前に確認しておく(できれば済ませておくと安心)
このあたりを知っておくだけで快適度がかなり変わります。
これから燕岳に行く方は、ぜひ余裕を持った前泊計画で最高の山行を楽しんでください。
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