日本百名山・霧ヶ峰への登山で、車中泊に利用した八島湿原駐車場。実際に泊まってみると、駐車枠の広さやトイレの使い勝手など、現地で初めて分かった注意点がありました。八島湿原駐車場で快適に車中泊するためのポイントを、実体験をもとに正直に紹介します。
今回は、日本百名山の霧ヶ峰(車山)へ登るため、八島湿原駐車場を利用しました。
前日の夜に現地入りして車中泊をしましたので、岡谷ICからのアクセスや車中泊のしやすさ、駐車場の設備、朝の混雑状況などを詳しく紹介していきます。
八島湿原駐車場へのアクセス|岡谷ICから車で約30分・買い物は事前に
この周辺には、若いころによく出かけていました。
当時は諏訪ICを降り、八ヶ岳ロープウェイを経由して白樺湖や美ヶ原へ向かい、再び車山付近まで戻ってから諏訪ICを通って名古屋へ帰るというルートを走っていました。
そのため、今回も霧ヶ峰までは、インターチェンジを降りてから延々と走るようなイメージを持っていました。
ところが、Googleマップで調べてみると、岡谷ICから八島湿原駐車場までは車で約30分。
想像していたよりも近いことに驚きました。
ただし、岡谷ICを降りてからナビの案内どおりに進むルート上には、私が確認した限りコンビニはありませんでした。
コンビニへ寄るには少し遠回りする必要があるため、飲み物や朝食、行動食などは高速道路を降りる前か、市街地にいるうちに購入しておくことをおすすめします。
八島湿原駐車場への夜間走行は鹿に注意!道中で3頭に遭遇
暗くなってから走る場合に、最も注意したいのが鹿の飛び出しです。
山道に入ると、道路脇の草むらや林の中から鹿が現れる可能性があります。
この日も、駐車場へ向かう途中で、合計3回、3頭の鹿に出会いました。
道路を歩いていたり、道端に立っていたりしたため、ヘッドライトに照らされて気づくことができたのは助かりました。
鹿が突然道路を横切ることもあります。また、1頭が道路を渡ったあとに、続けて別の鹿が出てくる可能性もあります。最初の1頭をやり過ごしたからといって安心せず、その後も速度を抑えて周囲を確認しながら走りましょう。
夜の山道では、カーブの先や道路脇の様子が分かりにくくなります。鹿が出てくることを前提に、すぐに止まれる速度で走ることが大切です。

とはいえ、何度見ても鹿はかわいいものです。
山へ来たことを実感させてくれるうれしい出会いでした。
八島湿原駐車場で車中泊|夜間の暗さ・星空・駐車台数を紹介
八島湿原駐車場へ到着して最初に感じたのは、「本当に暗い」ということでした。
車のヘッドライトを消すと、目が暗さに慣れるまで、周囲の様子がほとんど分かりません。
湿原周辺の自然環境を考えれば当然なのかもしれませんが、初めて到着したときは、想像以上の暗さに驚きました。
そのおかげもあって空は満天の星空です。
到着時のライブカメラ画像も載せておきます。

画像に写っているヘッドライトは、私の車です。
駐車場内が暗いため、夜間にトイレへ行くときや車外へ出るときには、懐中電灯やヘッドライトを用意しておきましょう。
スマートフォンのライトでも足元を照らすことはできますが、暗い駐車場では両手を自由に使えるヘッドライトがあると便利です。
ただし、周囲ではすでに車中泊をしている人が休んでいる可能性があります。強い光をほかの車へ向けないよう、足元だけを照らすようにしましょう。
この日の夜に停まっていた車は、全部で10台程度でした。そのうち、車中泊をしているように見えた車は2台ほどです。
朝になると多くの車が訪れますが、夜の駐車場は空いていて、とても静かな環境でした。
島湿原駐車場の設備を紹介|駐車枠・傾斜・トイレ・八島山荘
八島湿原駐車場の施設や設備について紹介します。
駐車場の位置や全体の形については、掲載しているGoogleマップをご覧ください。
駐車スペース
駐車区画は白線ではっきりと分けられています。
車の前後方向には余裕がありますが、左右の幅はやや狭く感じました。

写真からは分かりにくいかもしれませんが、最近の車幅が広い車では、隣に車が停まると乗り降りに苦労する可能性があります。
できるだけ駐車枠の中央へまっすぐ停めたほうがよいでしょう。
夜に到着した時点では隣の区画が空いていても、朝になると次々に車が入ってきます。
駐車場の傾斜
車中泊をする際に気になるのが、駐車場の傾斜です。
特に左右の傾きや前後の傾斜が大きい場所では、体が一方向へずれてしまい、寝にくくなります。
私が停めた場所は、掲載している画像で見ると左側へ少し下がっていました。実際に横になってみると多少の傾きは感じましたが、枕の高さを調整すれば問題なく眠れる程度でした。
傾斜の感じ方には個人差があります。
駐車したあとに一度車内で横になり、頭側が下がっていないか確認しておくとよいでしょう。
トイレ
八島湿原駐車場のトイレは、24時間利用できます。

夜間は、建物の手前にある白い扉を自分で開けて中へ入ります。朝になると、この扉は開放されていました。
この扉の難点は、開閉するときに「ギーギー」と大きな音が鳴ることです。
周囲が静かな夜中は、扉の音が駐車場によく響きます。
トイレに近い場所へ停めれば移動は楽ですが、利用者が出入りするたびに扉の音が聞こえる可能性があります。音が気になって目を覚ましやすい人は、トイレから少し離れた場所へ停めたほうがよいでしょう。
こちらのトイレは、1回100円程度のチップ制となっています。外に設置されている箱へ料金を入れてから、利用させていただきましょう。
自然豊かな場所にあるトイレを維持していただくためにも、小銭を事前に用意しておくことをおすすめします。
八島山荘
駐車場の隣には、八島山荘があります。
宿泊できるほか、営業時間中は食事を取ることもできます。
八島山荘のレストランメニューについては、こちらの写真をご覧ください。

八島山荘さんでは食事だけでなく、お土産も販売されています。
営業時間は、午前8時30分から午後5時までです。
朝早くから登山へ向かう場合はまだ営業していませんが、下山後や湿原を散策したあとに立ち寄るのもよいでしょう。
八島湿原駐車場は何時から混雑する?平日朝5時45分・7時45分と満車の様子
今回、八島湿原駐車場を訪れたのは、7月の夏休みに入る前の平日です。
夜中はガラガラだった駐車場も、朝になると徐々に車が増えていきました。
掲載している画像は、午前5時45分時点のライブカメラ映像です。

まだ朝の早い時間にもかかわらず、登山客や八島湿原を訪れる観光客の車が入り始めています。
登山や湿原散策へ出発する人は朝が早いため、一般的な観光地と同じ感覚で考えないほうがよさそうです。
続いて掲載しているのは、私が登山中に確認したライブカメラの画像です。
午前7時45分の時点で、すでにこれだけの車が停まっていました。

午前8時前でこの混雑ぶりですので、確実に駐車したい場合は、できるだけ早い時間に訪れるのがおすすめです。
特に、天気のよい週末や連休、花の見頃となる時期は、さらに早くから混雑することが予想されます。
この様子だと夏休みはもっと混雑すると思います。
「午前8時前なら、まだ空いているだろう」と考えていると、すでに満車に近い状態になっているかもしれません。
・・・
そして、登山を終えて駐車場へ戻ったときには、朝以上の混雑になっていました。

駐車場が満車になっているだけでなく、駐車場へ入る道路には、7台ほどの入場待ちの列ができていました。
警備員の方が車を誘導していたため、待っていれば比較的スムーズに入れそうでした。
八島湿原だけを訪れる人も多く、長時間滞在する人ばかりではありません。そのため、満車になっていても、車の入れ替わりはある程度ありそうです。
駐車場の前に列ができていても、すぐに諦めて引き返す必要はないかもしれません。
警備員の方の案内に従いながら、しばらく待ってみるのもよいでしょう。
八島湿原駐車場で車中泊した感想|夜の静けさと朝の混雑に注意
八島湿原駐車場で車中泊をして、最も印象に残ったのは夜の静かさでした。周囲が真っ暗であることも、静かさにつながっているのかもしれません。
夜間の交通量は、ほとんどないと感じるほど少ない状態でした。私は道路から少し離れた場所へ車を停めましたが、車の走行音に悩まされることもなく、朝までぐっすりと眠れました。
岡谷ICからは思っていたよりも近く、八島湿原や霧ヶ峰登山の前泊場所として便利な駐車場です。
トイレは24時間利用できますが、チップ制で、夜間は入口の扉の音が周囲によく響きます。
また、朝になると早い時間から登山客や観光客が訪れ、午前7時45分にはすでにかなり混雑していました。
暗さや駐車枠の広さ、トイレの音、朝の混雑などを事前に理解し、必要な準備と周囲への配慮をして利用すれば、翌朝の散策や登山を余裕を持って始められます。
夜の山道では鹿が飛び出す可能性があるため、速度を控えて慎重に運転しましょう。
朝の静かな八島湿原を歩きたい人や、霧ヶ峰登山を早朝から始めたい人にとって、前日の夜から現地へ入る価値は十分にあると感じました。
八島湿原駐車場の場所とアクセスマップ
八島湿原駐車場のライブカメラ・霧ヶ峰登山・周辺施設の関連記事
霧ヶ峰への周回登山ブログ

帰りに立ち寄った、諏訪湖畔の温泉ブログ

八島湿原駐車場サイト
-ライブ映像先-
その他の車中泊ブログ

八島山荘さんのサイト

コメント