登録から17年目の中古ハイエースキャンピングカー・ジムニーシエラ・スペーシアギアで出かけた、車中泊・温泉・グルメ・キャンプ・登山、メンテナンスに関する記録です。--記事内に広告が含まれます--
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荒島岳登山は好みが分かれる山だと感じた理由

荒島岳 山頂と白山 福井
福井

荒島岳の勝原ルートを実際に登った感想を写真付きで紹介。急登の連続や単調な登山道、山頂直前まで景色が少ない特徴など、百名山としての魅力と“想像以上のきつさ”を本音でレビューします。

百名山という期待値の高さ

百名山という響きには、どこか特別な期待感があります。
完全踏破を目標にしている登山者も多く、まだ未踏の私としては達成された方を尊敬するほどです。
そのうちの一座に登るという意味を感じながら、登山口へ向かいました。

しかし結論から言うと、今回はその期待は良い意味でも悪い意味でも裏切られる山だと感じました。


勝原登山口の駐車場は広くて利用しやすい

今回の登山口は、荒島岳勝原登山口から出発します。
高速のICからは遠いですが、ついてしまえば駐車場は登山口のすぐ隣にあり、早朝から直ぐ登れる点は助かります。

私は前日の深夜11時ごろに到着。
平日という事もあって、誰もいない駐車場。
35台ほど駐車可能な舗装済みの無料駐車場となっていて、無料のトイレも完備されたいい環境の登山口です。(白線がかなり薄いので、夜中の訪問時はご注意を)

下の画像は下山時のものです。

荒島岳 勝原登山口駐車場

スタート直後から体力を削られる急登

翌朝6時30分スタート。
登り始めてすぐに現れるのが、コンクリートの急登です。

荒島岳 勝原登山口駐車場

この急登はかなり疲れます。
コンクリートを登りきるまでに約10分。
特に最後はさらに急登。

荒島岳 勝原登山口駐車場の急な坂道

いきなり体力を削られます。

・・・

登り切ったところにベンチがあるのも、分かる気がします。

荒島岳 勝原登山道

さて、辛いコンクリートを越えても急登は続きます。
足も取られやすく、なかなかの登山道です。

荒島岳 勝原登山道

登山口に到着したのはスタートしてから、まさかの1時間後。
「まだ本格的な登山口ですらなかったのか…!」と思わず突っ込みたくなります。

荒島岳 勝原登山口

この先も息を整える平坦な道に出ることはほぼ無く、ひたすら登りが続いたのです。


延々と続く単調な登山道に苦しめられる

荒島岳の登山道は、良く言えばシンプル。

荒島岳 勝原登山道

悪く言えば単調そのものです。

荒島岳 勝原登山道

川のせせらぎや、樹林帯の切れ間から見える景色もほとんどありません。

荒島岳 勝原登山道

ロープ場のようなちょっとした変化はあるものの、それもアクセント程度でしかない。

・・・

途中で視界が開ける場所はこのあたりくらい。
写真では見えませんが、立ち上がると白山を望むことができます。

荒島岳 勝原登山道

木の根に足を取られないように!

荒島岳 勝原登山道

「まだ同じような道が続くのか…」

・・・

階段の傷みも激しい。

荒島岳 勝原登山道

単調な登山道は時間が長く感じ、精神的にも消耗していく。

荒島岳 勝原登山道

景色の変化が少ない登山は、想像以上に疲労感を強めます。

荒島岳 勝原登山道

看板の数字を見るたびに、「あと少し」と自分を励ましながら登っていきます。

荒島岳 勝原登山道

スタートから3時間弱。
シャクナゲ平に到着。
まだか、まだかとやっとここまでやってきました。

荒島岳 シャクナゲ平

ここで15分の休憩


ご褒美の絶景は山頂直前までお預け

この山の特徴は、とにかく“ご褒美が遅い”ことだと思います。

樹林帯が長く続き、視界が開ける場所はほとんどない。
良い景色を見られるのは、この看板付近から始まる急登を越えた先です。

荒島岳 登山道

ようやく開けた景色が出てくるのは、山頂が近づいてから。
スタートして4時間ほど。

荒島岳 登山道

それまでの長い道のりを考えると、もう少し途中にご褒美があってもいいのでは…と思ってしまう。


急登と暑さで想像以上に消耗する

標高や距離だけを見ると「そこまででもない」と思う荒島岳。
しかし実際には、急登と単調さがじわじわと体力を奪っていく。
この日は最高気温25度予報でしたが、友人の温度計では29度を表示していました。

特に暑さにやられた。

休憩を取っても回復しきらないまま、また登りが始まる。
この繰り返しが精神的にもかなり堪える。

荒島岳 登山道

「あとどれくらいだろう」と考えながら歩く時間が、とても長く感じました。


山頂で感じたのは達成感より安堵感だった

山頂に到着した瞬間、確かに達成感はある。

荒島岳 山頂と白山


しかしそれ以上に「やっと頂上!」という安堵感が他の山よりも大きい。

荒島岳 山頂でコーヒー

冷たいコーヒーで体を冷やしながら、ふと考えました。
「なんとか登り切った」という感覚は、どの山にもありますが、荒島岳は本当に疲れた初心者の頃の登山に近いものがあります。

もしかしたらこれが百名山らしさの一つかもしれない。


「もう一度登る?」と聞かれると正直迷う

登山を終えて感じた率直な気持ち。

荒島岳 登山道

「もう一度この勝原ルートで登るか?」と聞かれたら、かなり迷う。
いや、おそらく答えは“いまは”限りなくNOに近い。

荒島岳 登山道

それほどまでに、単調さと急登の連続はつらい印象が残った。

荒島岳 登山道 シャクナゲ平
下山時のシャクナゲ平

ただし、これは”今の時点では”という話にしておきたい。
もしかしたら百名山の本当の意味を知ったら、また登りたくなるかもしれない。

荒島岳を登って考えた“百名山らしさ”

百名山とは、登山家・深田久弥が「品格・歴史・個性」を重視して選んだ山々だと言われています。
百名山はスペックではなく山としての人格に近いのだろうか。

ただしそれは、ポジティブな意味だけではなさそう。
厳しさや単調さも含めての記憶として残る山のことを指していると荒島岳に登って、私はそう感じました。


荒島岳は“登山そのもの”を味わう山だった

荒島岳 登山道

今回歩いたのは、3つある登山ルートのうちの1つ勝原ルート。
ここだけで判断するのは申し訳ないというのもある、
タイミングが合うなら、他のルートも視野に入れておきたいと思う。

これはあくまで私個人が感じた荒島岳の印象として読んでいただければと思います。

荒島岳 勝原登

荒島岳
標高:1523m
登山口:勝原登山口
距離:8.8km
高低差:1250m
タイム:7時間07分
福井県大野市
オールシーズン登山可能(冬は雪あり)
百名山の一つ

場所

リンク

近くの九頭竜温泉 平成の湯のブログです。
この日は休みでしたので、過去のを貼っておきます。
若干違いはあるかもしれません。

九頭竜~福井大野に抜ける158号線沿いの静かな温泉。平成の湯
九頭竜~福井へ抜ける国道158号線には、今の所ここ平成の湯だけが唯一の温泉なのです。もちろん日帰りも大丈夫。すいすいと走っているとあっという間に行き過ぎるので注意しましょう。数回行きましたが混雑することはなく静かで、リラックスでき長旅の癒しにもばっちりの温泉です。

その他の登山リンクはこちら

登山ブログ。
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