荒島岳の勝原ルートを実際に登った感想を写真付きで紹介。急登の連続や単調な登山道、山頂直前まで景色が少ない特徴など、百名山としての魅力と“想像以上のきつさ”を本音でレビューします。
- 日本百名山・荒島岳の勝原ルートを登山|期待と実際に歩いた感想
- 荒島岳・勝原登山口の無料駐車場|約35台・トイレあり・前夜の様子
- 荒島岳の勝原ルートは序盤から急登!コンクリート坂と登山口までの道
- 勝原ルートの樹林帯をシャクナゲ平へ|長い登りと木の根・階段に注意
- シャクナゲ平から荒島岳山頂へ|急登を越えてようやく開ける展望
- 荒島岳登山はなぜきつい?急登と暑さで体力を消耗した体験
- 荒島岳山頂に到着!白山を望む景色と登り切った安堵感
- 荒島岳の勝原ルートはもう一度登りたい?下山後の率直な感想
- 荒島岳を登って考えた日本百名山の魅力|厳しさも残る山の記憶
- 荒島岳・勝原ルートの登山まとめ|8.8km・7時間7分の体験記
- 荒島岳の場所とアクセスマップ|福井県大野市
- 荒島岳登山と九頭竜温泉・平成の湯の関連記事
日本百名山・荒島岳の勝原ルートを登山|期待と実際に歩いた感想
百名山という響きには、どこか特別な期待感があります。
完全踏破を目標にしている登山者も多く、まだ未踏の私としては達成された方を尊敬するほどです。
そのうちの一座に登るという意味を感じながら、登山口へ向かいました。
しかし結論から言うと、今回はその期待は良い意味でも悪い意味でも裏切られる山だと感じました。
荒島岳・勝原登山口の無料駐車場|約35台・トイレあり・前夜の様子
今回の登山口は、荒島岳勝原登山口から出発します。
高速のICからは遠いですが、ついてしまえば駐車場は登山口のすぐ隣にあり、早朝から直ぐ登れる点は助かります。
私は前日の深夜11時ごろに到着。
平日という事もあって、誰もいない駐車場。
35台ほど駐車可能な舗装済みの無料駐車場となっていて、無料のトイレも完備されたいい環境の登山口です。(白線がかなり薄いので、夜中の訪問時はご注意を)
下の画像は下山時のものです。

荒島岳の勝原ルートは序盤から急登!コンクリート坂と登山口までの道
翌朝6時30分スタート。
登り始めてすぐに現れるのが、コンクリートの急登です。

この急登はかなり疲れます。
コンクリートを登りきるまでに約10分。
特に最後はさらに急登。

いきなり体力を削られます。
・・・
登り切ったところにベンチがあるのも、分かる気がします。

さて、辛いコンクリートを越えても急登は続きます。
足も取られやすく、なかなかの登山道です。

登山口に到着したのはスタートしてから、まさかの1時間後。
「まだ本格的な登山口ですらなかったのか…!」と思わず突っ込みたくなります。

この先も息を整える平坦な道に出ることはほぼ無く、ひたすら登りが続いたのです。
勝原ルートの樹林帯をシャクナゲ平へ|長い登りと木の根・階段に注意
荒島岳の登山道は、良く言えばシンプル。

悪く言えば単調そのものです。

川のせせらぎや、樹林帯の切れ間から見える景色もほとんどありません。

ロープ場のようなちょっとした変化はあるものの、それもアクセント程度でしかない。
・・・
途中で視界が開ける場所はこのあたりくらい。
写真では見えませんが、立ち上がると白山を望むことができます。

木の根に足を取られないように!

「まだ同じような道が続くのか…」
・・・
階段の傷みも激しい。

単調な登山道は時間が長く感じ、精神的にも消耗していく。

景色の変化が少ない登山は、想像以上に疲労感を強めます。

看板の数字を見るたびに、「あと少し」と自分を励ましながら登っていきます。

スタートから3時間弱。
シャクナゲ平に到着。
まだか、まだかとやっとここまでやってきました。

ここで15分の休憩
シャクナゲ平から荒島岳山頂へ|急登を越えてようやく開ける展望
この山の特徴は、とにかく“ご褒美が遅い”ことだと思います。
樹林帯が長く続き、視界が開ける場所はほとんどない。
良い景色を見られるのは、この看板付近から始まる急登を越えた先です。

ようやく開けた景色が出てくるのは、山頂が近づいてから。
スタートして4時間ほど。

それまでの長い道のりを考えると、もう少し途中にご褒美があってもいいのでは…と思ってしまう。
荒島岳登山はなぜきつい?急登と暑さで体力を消耗した体験
標高や距離だけを見ると「そこまででもない」と思う荒島岳。
しかし実際には、急登と単調さがじわじわと体力を奪っていく。
この日は最高気温25度予報でしたが、友人の温度計では29度を表示していました。
特に暑さにやられた。
休憩を取っても回復しきらないまま、また登りが始まる。
この繰り返しが精神的にもかなり堪える。

「あとどれくらいだろう」と考えながら歩く時間が、とても長く感じました。
荒島岳山頂に到着!白山を望む景色と登り切った安堵感
山頂に到着した瞬間、確かに達成感はある。

しかしそれ以上に「やっと頂上!」という安堵感が他の山よりも大きい。

冷たいコーヒーで体を冷やしながら、ふと考えました。
「なんとか登り切った」という感覚は、どの山にもありますが、荒島岳は本当に疲れた初心者の頃の登山に近いものがあります。
もしかしたらこれが百名山らしさの一つかもしれない。
荒島岳の勝原ルートはもう一度登りたい?下山後の率直な感想
登山を終えて感じた率直な気持ち。

「もう一度この勝原ルートで登るか?」と聞かれたら、かなり迷う。
いや、おそらく答えは“いまは”限りなくNOに近い。

それほどまでに、単調さと急登の連続はつらい印象が残った。

ただし、これは”今の時点では”という話にしておきたい。
もしかしたら百名山の本当の意味を知ったら、また登りたくなるかもしれない。
荒島岳を登って考えた日本百名山の魅力|厳しさも残る山の記憶
百名山とは、登山家・深田久弥が「品格・歴史・個性」を重視して選んだ山々だと言われています。
百名山はスペックではなく山としての人格に近いのだろうか。
ただしそれは、ポジティブな意味だけではなさそう。
厳しさや単調さも含めての記憶として残る山のことを指していると荒島岳に登って、私はそう感じました。
荒島岳・勝原ルートの登山まとめ|8.8km・7時間7分の体験記

今回歩いたのは、3つある登山ルートのうちの1つ勝原ルート。
ここだけで判断するのは申し訳ないというのもある、
タイミングが合うなら、他のルートも視野に入れておきたいと思う。
これはあくまで私個人が感じた荒島岳の印象として読んでいただければと思います。

荒島岳
標高:1523m
登山口:勝原登山口
距離:8.8km
高低差:1250m
タイム:7時間07分
福井県大野市
オールシーズン登山可能(冬は雪あり)
百名山の一つ
荒島岳の場所とアクセスマップ|福井県大野市
荒島岳登山と九頭竜温泉・平成の湯の関連記事
近くの九頭竜温泉 平成の湯のブログです。
この日は休みでしたので、過去のを貼っておきます。
若干違いはあるかもしれません。

その他の登山リンクはこちら


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