14年目になるご老体のハイエースキャンピングカーで出かけた、車中泊旅行・温泉・キャンプ・登山、それとメンテナンスに関する全記録です。色々と見ていってください!!
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私のキャンピングカー、ハイエースバンコンのご紹介(内装編)

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今回は私の愛用しているキャンピングカーをご紹介していきます。ベースはハイエースのスーパーロングハイルーフです。バンコンと呼ばれる部類にあります。今回は内装を中心にキャンカーならではの装備品などの使い勝手を含めその必要性などもレポートしていきます。これからキャンカーを購入予定の方の参考になれば幸いです。

私の車両は、オートショップ アズマさんというキャンピングカービルダーさんの商品でCarmel SL3(カーメルSL3)という品名です。メーカーサイトはこちら

まずスライドドアを開けると目の前にあるのが、左右にある収納です。
私たちは下駄箱として使っています。

まずは左側の収納をご覧ください。

この左側の収納は天板に座れますので、車内でのちょっとした移動時の待機場所や靴を履くときに腰かけられる大変便利な収納です。

下は右側です。

じつは、元々は2段でしたが靴がたくさん入るように上段と下段にそれぞれ板を追加してあります。

★フロアー
見た目はフローリングっぽいですが、木目のクッションフロアーです。

クッションと言うほどの弾力はありませんが、特に可もなく不可もなくという所でしょうか?ただ冬は裸足のままですと冷たいので100均で買ったヨガマットを切り貼りしています。

★ダイネット
食事をしたりするダイニングスペースです。
シートは キャンピングカーご用達のFASPシートだそうです。

運転以外ですとキャンピングカーで過ごす時間の多くがこのダイネットになりますので過ごしやすさは重要だと思います。

シートの形状がU字、L字などダイネットにも形が色々ありますので、自分流を見つけてください。
・くつろげるスペースが確保できるか?
・テーブルのサイズや形(楕円や四角)による使い勝手。
・他スペースへの移動のしやすさ。
・クッション性
など出かけた際のイメージをされることをお勧めいたします。
またベッドにする場合のしやすさも実際には触った方がいいと思います。

下にベッドまでの動画を上げておきます。

如何でしたか?意外と簡単ですね。ただリクライニングのレバーが少し硬く力を入れないといけない部分が少し面倒ですね。
シートを前後にするレバーは他の車とほぼおなじみのレバーです。椅子を横にスライドできるレバーもあります。
(黒のレバーが前後、グレーが左右にスライドさせるときに使います。)

サイズ感ですが、こちらをご覧ください。

171cmの私ですが、余裕でくつろげます。ベッドのサイズは長さ190cm×幅は130cm

一応は大人2人は寝られるサイズです。
ここにベビーベッドの布団を敷いて寝ています。

ベビーベッドはこちら↓

★後方ベッド
車両の一番後ろにある2段ベッドです。

上段は幅182cm×幅82cm
下段は幅174cm×82cm
上下のベッドの空間は高さ47cm
出窓のお陰で幅が広くなっていて、155cmの家内ですと十分寝ることが出来ます。


ただクッション性が足りないので、ホームセンターで買った銀マットと1cm厚のヨガマットを敷いたり、ベビーベッド用マットを敷いてその上に寝袋を使って、寝心地を良くしています。

この2段ベッドのお陰で、荷物をフルに積み上げるのではなく、棚に置く感じで詰めますので、途中で出したい時に出せるのも良かったと思います。

下の写真のように、ベッドのマットはすべて外すことが出来ます。

ベッド中央のマットを外せば自転車も積めます。

★冷蔵庫

エンゲル製で品番はSB47F-D-T 40Lです。

後ろの2段ベッドの手前にあります。

実は一度も使ったことはありません。
・音がうるさい
・あまり冷えない
音はウンウン鳴りまして、走行中などエンジンが動いていればそれほど気になりませんが、就寝中は私の場合は無理ですね。
また冷えるまでに時間が必要ですので、正直使えません。
なので、収納として使っています。
2008年製なので、壊れているかもしれませんね。


2021年に試しに使ってみました。
使う際に保冷剤をいれて、電源ONで走行すると、あっという間に冷えてきました。

普通に使えることが発覚しました。

・・・

とはいえ普段はクーラーボックスに頼っています。
冷蔵庫は日中は問題ないのですが、寝るときに音が気になるんですね。

なので日をまたぐ時なんかはクーラーボックスが役立ちます。
私は保冷剤でロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックMを2個入れていますが、キンキンに冷えます。

★ギャレー周辺

いたって普通のシンクです。こちらも今までに使ったのは手や顔を洗ったり、歯磨きくらいですね。

あまりこの恩恵は受けていませんが、キャンピングカーで8ナンバー登録をする場合は水回りは必須アイテムなので外すわけにはいかないですね。まあ3泊以上はまだ経験が無いですが、長旅なら用途が増えるかもしれませんね。

タンクは、給水タンクと排水タンクに分かれています。いずれも20Lです。

普段は1/5程度だけ入れて出かけています。給水タンクからはホームセンターでも売っているポンプが付いていて。タンクから汲み上げて蛇口から出ます。意外と水の勢いがいいので慣れないと周辺へ水が跳ねて大変になります。ちなみに水を通さずにポンプの電源を入れたままですとモーターが焼けて壊れやすいとの事です。注意しましょう。
ちなみに蛇口をひねるとポンプのスイッチがONになります。

★サブバッテリー
こちらはエンジンを止めて、車内の照明や、冷蔵庫、ベンチレーターに電気を供給するためのバッテリーです。2個ついています。
ブライトスター ディープサイクル バッテリー SMF 27MS-730です。

バッテリーの寿命や使用電流によって使える時間が変わるのですが、あまり気にしていません。と言うのは、過去に無くなった事が無いからです。私の場合は照明とベンチレーターくらいしか使いません。8時間ほどベンチレーターをつけっぱなしにしても電圧はまだ12.0V以上は残っていたと思います。

充電は、外部電源と走行による充電、最近はソーラーパネルからの充電もありますね。
私のにはソーラーはついていませんが、走れば直ぐ満タンになりますので。今のところ必要ないかと。満タン時の電圧は12.8Vです。

バッテリーの寿命は3年と言われていますが、充電をおろそかにすると短くなるようです。とくに空の状態で放置すれば寿命は短くなりますので、出かけない時は2週間に1度は自宅コンセントで充電しています。

寿命はこちらのレベルゲージから確認出来まして、緑色なら正常との事です。

それと電圧計はあった方がいいですよ。

時々ない車両を見かけますがさすがに心配になります。
スマホでも充電レベルが無いと困りますね。それと同じです。

こんな感じで収まっています。

電圧計が枕の近くにあって光がまぶしいので、寝る時はタオルなどで覆っています。取り付け場所は枕の近くは避けましょう。

★スイッチ類
全てのスイッチが集中して配置してあります。
右上から、照明1、照明2、シンク上照明、2段ベッドの上照明、下照明
左上から、ベンチレーター、冷蔵庫、シンクのポンプ、下2つは予備

スイッチが集中しているので、眠くなった時には全てここで消せるので、寝ぼけていてもとりあえずは消せます。

★その他の収納
スライドドアの入り口サイドの収納は最初にご紹介しましたので、そのほかの収納をご案内いたします。
シンク上の収納です。

ダイネットの上の部分です。開けるとシンク上と同じです。

冷蔵庫の上です。
空間は電子レンジを入れられるようになっています。
取っ手がある部分が収納です。

運転席後ろの上部
いつもLEDランタンなど入れてます。

2段ベッドの上段の頭の上です。
スマホを置いたり本を置いたりしています。

ベッド下収納

下の写真の奥にはFFヒータが見えます。

★照明
最近はLEDが主流ですが、私のは古いため蛍光灯ですね。

2か所、ダイネットと冷蔵庫の上にあります。

2段ベットの下段の枕もとです。

こちらは上段。

まあ、十分明るいので今のところは替える必要もないかと。

照明の2か所は正解だと思います。分けることで寝ている家族にまぶしい思いをさせずに済みます。

★FFヒーター
冬場は絶対にあった方がいい装備品です。恐らく必須アイテムNO1ではないでしょうか?車内の冷えは断熱処理の程度にもよると思いますが、よほどでない限り底冷えすると思います。これだけは付けてください。
こちらは以前のブログでご紹介していますのでご確認ください。

★コンセント
こちらは外部電源がつながっている時に使えるものですので、よほど使う時はありませんね。外部電源付きのオートキャンプ場やRVパークくらいしか使いませんね。
先ほどの電子レンジを入れる奥にあります。

★ベンチレーター
私のキャンピングカーのご紹介(1)でご案内しておりますので、こちらをどうぞ。

★合ったらよかったかな?
・傘たて
 普段要らないですが、いざという時に簡易的に水を受けてもらえるとうれしいですね。
・100Vコンセント
 壁にあるとスマホの充電などに使えますね。
・後席にアクセサリーソケット(シガーソケット)
 こちらも100Vコンセントに類似してほしかったですね。

★いらないもの
・冷蔵庫、多分一生使わないと思います。

以上、内容と装備を一通りご紹介させていただきました。
キャンピングカーを買うと趣味が増える可能性があります。私は登山は全く視野にありませんでしたが、今は楽しんでいます。キャンプ、自転車、カヌーなどアウトドアには様々な遊びがあります。十分に吟味されて楽しいアウトドア、旅行を楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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