これから購入を考えている方にとっては、キャンピングカーの寝心地って気になる所ではないでしょうか?
特に私の場合は旅先など、普段と違う布団の場合は寝つきが悪くなるので、車内となればなおさら悪くなるのではないかと心配でした。
そこで今回は、ちょっと神経質な私が1年ちょっとの車中泊経験で感じた寝心地と、対策など紹介していきます。
寝心地を決める要素には、平らかどうか、広さ、マットの厚さ、柔らかさなどが良し悪しに関係してきますので、そのあたりから書いていきます。
平ら。
キャンピングカーはフルフラットになり凸凹は無いので快適に寝ることが出来る車両が殆どです。
ただ私のキャンピングカーでは、後ろの2段ベッドは隙間がほぼ無い平らになるのでいいのですが、私が寝ているダイネットをフルフラットにしたベッドの場合、平らという意味ではその通りですが、つなぎ目の凹みがビミョーに気になってしまい、寝つきが2段ベッドに比べて悪いというのがあります。


このつなぎ目は少しなので、敷物を使う事で気にならなく出来ますので問題ないと思います。
しかし車両によっては肘掛付きの豪華なキャプテンシートなど座ることに拘った車両も見かけます。そもそも車中泊を想定していないとは思いますが、その場合の工夫は大げさなものになる為、荷物が増えるので狭いキャンピングカーではあまりお勧めで出来ないですね。
車中泊で椅子をベッドにする場合は、あまり凸凹する椅子は避けましょう。
広さ
寝相が良い人には、あまり関係ないかもしれませんがキャンピングカーは工夫をしないと自宅のベッドより硬いので、普段寝返りをしない人でも1度や2度はあると思います。
私のキャンピングカーの2段ベッドは幅80cmで、一般的なシングルサイズの90cmと考えると左右で5cm狭くなりますが、普段使っている我が家の家族は、狭い感覚はない様で、寝てしまえば寝がえりは気にならないという事です。私もそのベッドで何回か寝てみましたが、寝がえりで起きることはありませんでした。
もちろんダイネット側は幅120cmありますので、1人で寝る分には全く問題ないですね。(ちなみに自宅のベッドより広いです。)
という事で、幅は80cm以上が私の最低条件です。
マットの硬さ、厚さ
正直言って、買ってそのままだと硬くて全くダメですね。車両によって差はあると思いますが、自宅のベッドより快適とはいかないと思います。
当初は寝袋だけ用意して寝ていましたが、どうしても腰が痛くなります。朝起きると体中ガチガチです。狭い車内を朝から動くのが結構つらかった覚えがあります。
まあそれなりの年齢というのも関係していますが。
その為、何かしらマットになるものが必要になります。キャンプ用のマットとか銀マットなど色々出ていますので、自分に合ったものを探してみましょう。
私も最初は銀マット⇒厚めの銀マットと試しましたが、銀マットだと動くと「ミシミシ」いって少し耳障りです。
今のところ行きついたのは、ベビーベッド用のマット1枚と寝袋を使って寝ています。
かなり改善しまして、朝に体中が痛いことはありませんし、眠りが浅いという事や寝つきが悪い事は無くなり、自宅のベッドに近い状態です。
とはいえ自宅の布団もせんべい布団なので、ふわふわでなくても大丈夫と言うのがあるかもしれませんね?
2段ベットの方は、家内は厚さ1cmのヨガマットと120cm×60cmで厚さ4cmのクッションと寝袋。娘は私と同じでべビーベッドのマット1枚と寝袋でかなり快適に寝られているようです。
*寝返りについて別問題。
2段ベッドの幅80cmで大きく寝がえりをすると車が揺れてしまいます。最初のうちは弱い地震かと思い、起きてしまう事が数回ありました。慣れてしまえば起きる事は無くなりましたが神経質な方や就寝により快適を望む方には、寝返りもしやすい幅に余裕のあるベッドの車両を選ぶのが良さそうです。
まとめ
1、ベッドそのままだと、硬いため何かしら敷くものが必要。
敷物が増えると車内が狭くなるので、そのバランスを考慮しましょう。
2、ダイネットをベッドにした時の隙間や微妙な凹凸は対策は必要。
3、色々なキャンピングカーで試して自分の幅を知っておく。
あとから変えることが難しいです。
以上の事を考えながら車両選びをしましょう。
今のところは、先ほど書いた寝具でまとまっていますが、まだまだ工夫は出来そうですので、新しくした時にはまたお知らせしますね。