私の車のFFヒーターの出口は、ダイネットのシートの後ろから排出されるので、困ったことに暖かい空気がダイネットの土台に当たって、後ろの2段ベッドに跳ね返るようになっています。(言葉でわかり難くてすみません。)
2人旅なら、後ろの2段ベッドで寝るので丁度いい訳ですが、3人家族のため私はダイネットで寝ています。このダイネットと2段ベッドとでは温度差が思っていたよりありましてダイネット側の温度は低くなります。
私は寒がり、家内と娘は暑がりなので、2段ベッド側の2人はいつも暑い暑いとうるさいです。先日なんて、あまりの寒さに目を覚めるとFFヒーターが切られていると言う、凍死でもさせるつもりか!とふと生命保険を思い出してしまいます。
まあ私が2段ベッドで寝ればいいわけですが、寝相が悪い私は広々した所でゴロンゴロンしたいんですね。
ということで温度差が無くなれば問題ないわけで、FFヒーターの排気する場所を変えれば、ある程度は改善するだろうと思いホームセンターで蛇腹のアルミダクトで買ってきました。
アルミフレキシブルダクトです。直径75mmで伸ばした時の長さは3m。縮んだ状態で90cmです。
設置はこんな感じです。
まずはFFヒーターの出口側に充てる口を広げていきます。アルミなのである程度は伸びます。
後は出口を調整すれば出来上がりです。
特別にボンドなどでは引っ付けていませんが、適当な重しを置いておけば十分固定できますし、元の排気口から洩れることはそれほどありません。
もちろんダクトの出口からはしっかりと温風が出てきます。
使用後は、縮められますので収納も問題ありません。
排気口の向きを変えるだけで、今までとは比べ物にならないくらいダイネット側も暖かくなりました。2段ベット側は丁度いい感じの温かさだそうです。
注意点がありまして、ヒーターの熱風が直にダクトに伝わりますので、かなり熱くなります。触れないほどではありませんが、心配になるかもしれません。とりあえず私の車では、何もありませんが溶けるものは周辺にはおかない方が良いでしょう。
FFヒーターの出口を完全に覆うなら直径100mmのダクトの方が、ぴったりかもしれません。購入の際にはそちらを検討されることをお勧めします。
これでFFヒーターを切られる事なく、朝までぐっすり寝れそうです。
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