理想のそばに出会えないことを理由に、ご自分でそば栽培からそば打ちまでを一貫して行うほどのそば愛のある亭主。岐阜県坂祝町産のこだわりのそば屋、そばの里 深萱ふ〜どを体験してきました。
岐阜県坂祝町へ登山に出かけた帰り、近くにランチの良さそうな所はないかと検索。
かなり作り込まれたHPのそば屋がある。
HPを覗いてみると、こだわりが強いそば屋なのです。
何でも長野で食べたそばの味が忘れられず、全国を探したが自分に合うそばに出会えず、しまいにはそば栽培からそば打ちまでを一貫してご自分で行い提供するお店をOPEN。
では見てまいりましょう。
場所
岐阜県坂祝町にあります。
国道21号線の坂祝バイパスの勝山ICを降りて、5分程て到着。
車は殆ど走っていない場所で、お店は田畑の真ん中にポツンとあるお店です。
目立ちそうもないのですが、駐車場は満杯なのですぐ分かりました。
駐車場
店前に8台ほどで、すぐ横にも5.6台は止められそうな駐車場があります。
この日は平日の13時すぎ。
駐車場は店前は満車で、横は3台でした。
流行ってますね。

おちつく店内
入り口に入ると、早速2組が待っています。

特に名前を書くこともなく、順番待ち。
タイミングよく5分程で案内されました。
入店時は、ほぼ満席。
下の写真は、帰りのお客さんがいないタイミング。

4人掛けのテーブルが8つと、奥には個室があるようです。
奥にもテーブルがあるようです。

徹底した和の雰囲気で、窓から眺める風景も田舎の雰囲気が良く出ていて、この日は風が気持ちよく、とても落ち着く空間でした。
メニュー
大まかには
・お昼のあれこれ膳
・そばずくしお楽しみコース
・もりのまんぷく膳
・そばの単品(温冷)
と
単品のにしん
そばの実茶漬け
お昼のあれこれ膳は、全てに「盛りそば」と「そばの実茶漬け」がついて、もう1品お好きなそばがチョイスできます。

飲み物も載せておきます。
日本酒の飲み比べ3種もあります。

メニューはよく読まないと分かりにくいですが、各テーブルにはメニュー用のQRもありますので
みなさんよく読んで選びましょう。

「にしんの常識が変わると自負している」の文字発見!
にしんは苦手なのですが、そこまでおっしゃるなら注文するしかないですよね。

という事で、私は「お昼のあれこれ膳」の粗挽き盛りそばを注文。
友人は同メニューのおろしそばを注文。
実食
まず最初にやってきたのは、‟そばの実”のおからとあられ

どちらも美味しい。
小ぶりなのであっという間に食べきってしまいますから、ひと口で完食せずに、じっくりと味わって食べてください。
おかわりが欲しいくらいです。
なんでも、蕎麦の提供までの待ち時間にとの事。
考えられています。
ということで、ついにやってきました。
まずは‟盛りそば”

つゆの色が濃く、辛いのかもと思いきや辛くはなく程よい甘さ。
これはいけます!
わさびは‟きめの細かく”クリーミー。
高級品と分かります。
蕎麦は極細の十割で短めのそばなので、ツルツルというよりはひと口ひと口食べる感じです。
・・・
続いてはにしんの登場。

なるほど、にしん独特の癖は多少残っていますが、かなり抑えた味付けでご飯と一緒に食べたくなるいい味でした。これなら苦手は私でも美味しくいただけます。
・・・
2品目のそばですが、こちらは友人のおろしそば。
友人はそばが大好きで、食べた瞬間「うまい!!」って言ってました。
普段物静かな友人が、思わず口にするほどなので相当美味しかったんだと思います。

こちらは私の2品目、粗挽き盛りそばです。

最初の盛りそばと比べて、よりはっきりとしたそばの味がします。
こちらも短いそばで、すすって食べるというよりパクパクたべます。
味はこちらの方が好みでした。
・・・
最後は、そばの実茶漬け

最初口にした際はクスリっぽさを感じましたが、食べていくうちに癖になる味です。
何といっていいのか、こうして書いている時にも味をはっきりと思い出せないのですが
もう一度味わいたい。そんな料理です。
・・・
それぞれコースのように順番に出てきますので、すべての提供までには多少時間がかかります。
時間に余裕を持って伺いましょう。
・・・
店内には、蕎麦で作られたお土産も販売されています。

まとめ
蕎麦一色の店内には、風味が漂っています。
店舗周辺には、栽培されているそばの風景が望め、心が落ち着きます。
ひと皿ごとに、驚きと満足感が得られる貴重なお店です。
まだ食べてみたいメニューがありますので、また訪れます。
ごちそうさまでした。
そばの里 深萱ふ〜ど
営業時間:11:30~14:00
定休日:月火
住所:〒505-0077 岐阜県加茂郡坂祝町深萱482
TEL:0574-23-0291
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