ハイエーススーパーロングのキャンピングカーに7年間乗り続けたリアルな体験をもとに、本音レビューをまとめました。使い勝手や居住性、走行性能、維持費まで、長期間使ったからこそ分かるメリット・デメリットを詳しく解説します。カタログや短期レビューでは見えない「実際どうなのか」を知りたい方は必見です。
2018年12月から、ハイエーススーパーロングのキャンピングカーに乗り続けてきました。
このたび、手放すことになりました。
その手放す前に、約7年の経験をもとに感じたことを、″本音ベース″でお伝えしていきます。
あくまで個人の実体験による感想ですが、これから購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
なぜハイエーススーパーロングを選んだのか
キャンピングカーには、ハイエースなどのバンをベースにした「バンコン」や、トラックの荷台に居住スペースを架装した「キャブコン」など、さまざまな種類があります。
さらにハイエースの中でも、標準ボディ・ワイド・スーパーロングなどサイズの選択肢があり、どれを選ぶかは非常に悩むポイントです。
私がスーパーロングを選んだ理由はシンプルです。
「キャブコンは価格が高い」「家族3人であればバンコンで十分」
そして何より、ハイエースのスーパーロングは迫力があってカッコいいと感じたからです。

ハイエースよりひと周り小さいタウンエースなどのサイズもありますが、3人で考えていましたのでそちらは考えていませんでした。
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さてスーパーロングですが、取り回しの不安はありましたが、「狭くて後悔するくらいなら、広くて多少不便な方がいい」と考え、このサイズを選びました。
それにキャンピングカーは決して安い買い物ではありません。
一度購入すると簡単に買い替えられるものでもないため、「後悔しない選択」を重視しました。
7年間の使い方
私の場合、この車は普段使いはせず、完全にお出かけ専用車として使用していました。
そのため、使い方のほとんどは車中泊を伴う旅行です。
観光地巡り、登山がメインで、時々キャンプでした。

この7年間で出かけた旅先はこちら
こうして振り返ると、本当に多くの場所へ出かけてきました。
ブログ記事も800を超え、この車とともに積み重ねてきた記録でもあります。
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旅のスタイルとしては、急な休みにもすぐ出発できるよう、あらかじめ候補地を2〜3ヶ所決めておきます。
事前に駐車場の場所をGoogleマップで確認し、大まかなルートを想定します。
その上で、休みと天気を見ながら家族と相談して行き先を決定。
お出かけの際には、仕事から帰ってきて出発、車中泊、翌日遊んで帰宅。
そんなタイトな流れです。
それでも、天気の良い日を狙って出かけられるので、ほぼ100%晴れといっても良いほど。
キャンピングカー最高です。
スーパーロングの居住性は?実際の快適さ
居住性については、間違いなく満足度は高いです。
レイアウトも関係はありますが、私の車両は大人が足を伸ばして寝られる2段ベッドが後方にあります。(上段は170cm、下段は160cmまではいけます。)
やはり「広さ=快適さ」は切り離せない要素だと感じます。

また、実際に使って感じたメリットは以下の通りです。
・ベッドメイクが不要または簡単
就寝時の準備が少なく、疲れている時でもすぐに休めます。
・荷物の移動が少ない
車中泊は荷物が増えがちですが、スペースに余裕があるため出し入れがスムーズです。
・車内で立って着替えができる
これはハイルーフだからです。170cmの私は少し屈む程度です。
高さは若干制限されますが、周りの制限もない分ストレスなく着替えが出来ます。
これらは、長く使って初めて実感できたスーパーロングならではのメリットです。
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そのため広さに対するデメリットは”ない”といっても良いです。
走行性能と取り回し

走行性能
私の車両はガソリン2,700ccで、車両重量は約2,380kg、総重量は約2,710kgです。
走りに関しては、色々なサイトで早い遅いとありますが、私は発進時の加速はスムーズで、日常的な運転で不満を感じることはありません。高速道路の合流や登坂でも問題なく走行でき、実用面では十分な性能です。
長い上り坂ではもう少しパワーが欲しいと感じる場面もありましたが、7年間で数回程度でした。
普段は2007年のノア(ガソリン2000cc)を乗ってましたが、たまにしか乗らないこのハイエースでも、全くと言っていいほど違和感はありませんでした。
取り回し
一方で、取り回しに関してはやはりサイズの大きさによる不便さは感じます。
全長5,380mm・全幅1,950mm・全高2,390mmというサイズは、駐車場や狭い道で影響が出やすいです。
特に駐車場では切り返しが増える場面もあり、慣れても取り回しにやや苦痛は感じます。
観光地の駐車場は区画が狭いことも多く、ドアの開閉にも気を使います。
そのため、駐車場をグーグルマップで事前に探す際には、場所だけでなく広さや入りやすさ、高さなどを確認することが手間でした。
ただし、走行中は気にならず、山道などの狭い道では注意が必要という程度です。
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「やはり大きさに対する不便さははっきりと出ます。」これは覚悟しておきましょう。
ブレーキの効き具合
ブレーキ性能についてはしっかりしており、不安を感じることはありません。ただし車重があるため、自然と早めのブレーキを意識するようになります。
維持費はいくらかかった?7年分のリアル
7年間の走行距離は約3万km。お出かけ専用車のため、ガソリン代はざっくりですが、平均すると月で約8,000円程度でした(燃費約6km/L想定)。
お出かけ専用車ですから。燃費は気にはしていませんでした。
主な維持費は以下の通りです。
・自動車税:約40,800円/年
・車検:約13万円(2年ごと)
・任意保険:約70,000円/年
年間に換算すると、おおよそ18万円程度です。大型車としては特別高いわけではなく、一般的な範囲に収まっている印象です。
さらに今回は約250万円で売却できたため、購入価格350万との差額は約100万円程度。
89ヵ月の所有なので割ると上記の維持費とガソリン代を併せて、月額約3.4万円ほどとなり1回のレンタル費用程度はひと月分と考えればコスパは良いと感じています。
ハイエースのリセールバリューのおかげです。
7年乗った結論
購入時に明確な使い方をイメージしていたこともあり、この車は自分のライフスタイルにぴったり合っていました。
事前に「どう使うか」をしっかり考えていたことで、7年間ブレることなく活用できたのだと思います。
その結果、この車で過ごした時間は、かけがえのない思い出になりました。
最近は行きたい場所や旅のスタイルが変わってきた事、そして査定額が高かったこともあり、今回手放す決断をしました。
しかし、思い入れのある一台というのもありますが、このレイアウトの車両はあまり見かけないため、後に後悔することがあるかもしれないとかなり悩みました。

まとめ
“スーパーロングのデメリットは、車体の大きさによる取り回しの不便さ”これだけだと私は思います。
そのデメリットを踏まえると、こんな方にお勧めです。
サイズの大きさによる運転のしにくさや、取り扱いの不便さよりも室内空間の快適さを重視し、車内で過ごす時間もしっかりと楽しみたい方。
ここを分かっての購入なら、きっと後悔はないと思います。
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車中泊においては広いスペースは、寝る・くつろぐ・荷物を置くといったすべての動作が快適になり、長時間の滞在でもストレスを感じにくくなります。
一方で、車体サイズの大きさからくる駐車や狭路での扱いにくさは避けられません。このため、快適性を優先するか、扱いやすさを優先するかが判断の分かれ目になります。
また、使い方によって評価は大きく変わります。レジャー専用として使う場合はメリットを最大限活かせますが、日常使いを含める場合は不便さが目立つ可能性があります。
自分の使い方に合っているかを基準に選び楽しいキャンピングカーライフを過ごしてください。
リンク
キャンピングカーに関するブログを集めました。
手放す理由や、過去のカスタムなどまとめてありますので、ぜひご覧ください。



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