車中泊が増えるにつれて、車中泊ポイントが充実したり、設備がよくなるという事は歓迎できますが、増えるにつれてマナーの悪い方もどうしても出てしまうのは残念です。車中泊=悪い人たちとならないように、日ごろから注意している7つの事をこのブログでご紹介します。ブログを書いていて改めて気を引き締めました。
車中泊と言えば、ひと昔前の私のイメージは、長距離トラックが夜中に目的地の近くまで荷物を運んで、運転席の後ろにある幅80cm程度のベッドで朝まで寝る。
そんな仕事の都合で車の中で寝る=車中泊するというのがイメージでした。

もちろんプライベートでの車中泊が世の中になかったわけではないですが、最近のアウトドアブームやyoutubeで車中泊の楽しそうな動画をみて始める方が増えています。
人気の観光地の道の駅では、車中泊車両を以前より見るようになりました。
車さえあれば環境の良し悪しは置いといて誰でもできますし、旅行費用の大半を占める宿泊費を抑えられる点など考えると、今後も車中泊は増えていくことと思います。
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今まで約1年、数回車中泊してきましたが、周りの方々はみなさん静かに過ごされていると思います。
最近の車中泊に対するイメージダウンを聞いて特に意識している方も多いのではないでしょうか。
車中泊する側にとって、道の駅はじめSAやPAはとても便利な場所です。
これからも安心して利用させていただけるように。
マナーよく利用していきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、私が普段心がけている事を書いていこうと思います。
①駐車の仕方。
駐車スペースに他のかたが止めやすいところに出来るかぎり駐車する。
キャンピングカーは普通車にくらべてサイズが大きいので、他の車が駐車するときに止め難くならないような所に駐車するという事です。
また、隣の車の扉が可能な限り多く開けられるように、縁に寄せられるところは寄せたりします。
下の写真は新穂高の駐車場です。右側は駐車スペースではないので出来る限り右に寄せて、左側に止められる車の出入りやドアを開けるスペースを確保しています。

下は上高地の沢渡駐車場。右一杯に寄せています。

②扉は静かに閉める。
車中泊の場合、遅い時間に到着する場合もあると思います。
またトイレなどで深夜に車から出ることもあります。
その際には近隣の住民や周りの方たちにドアを閉める音で起こさないように、半ドアまで閉めてからドアを押して出来る限り音が出ないようにドアを閉めています。
時々「バンッ!」て平気でしめる人を見かけますね。
③FFヒーターを使う時の注意。
FFヒーターを使う場合は、周辺の様子をみて使用する。
これはFFヒーターを使うとキーンという音が出ます。新しいものは静かになってきているようですが、いくらか音は出ます。
基本冬に使うので周りの車は窓を閉めているので、聞こえることはないと思います。
ただキャンプ場でテント泊されている方の近くでは使わない方がよさそうです。周りが車内で寝る車ばかりならいいのですが、テントで寝てらっしゃる方にはかなりのノイズだと思います。
④エンジン掛けっぱなしは辞める
夏の夜に暑いからと言って、エアコンの為にエンジンをかけっぱなしにしない。
熱帯夜は大変ですので、気持ちはよくわかります。
しかし夏は周りの車も窓を開けたりして、出来る限りエンジンをかけずに寝ている場合があります。
そのあたりは空気を読んで判断していきたいところです。
私の場合は夏は標高800m以上を目安に出かけるようにしています。
今の所は扇風機、ベンチレーター、網戸で過ごせています。
⑤トラックやバス専用の駐車場に止めない。
特にSAやPAになると思います。昔トラックに乗っていたこともあり、深夜の眠さでSAに立ち寄っても駐車スペースがなかったという事も多々ありました。
その為、仕事の都合で車中泊をしなければいけないトラックなどに対しては、特に理解しているつもりです。
今はネットのおかげで駐車場の航空写真(衛星写真?)を簡単に見ることが出来ます。
駐車場で周りの車に迷惑にならなさそうなスペースを、事前に確認することが容易になりました。
⑥夜に到着したら、車幅灯だけにする。
深夜に車中泊ポイントに到着したらヘッドライトは消して車幅灯だけにして移動する。
これはすでに寝ていらっしゃる方に向けての配慮のつもりです。
急に照らされるのは気分を害してしまうと思います。
もちろん周りに車が無ければ消しませんが、雰囲気を見て消したりしています。
⑦ごみは持ち帰る。
大量のごみとかは捨てずに基本持ち帰りましょう。
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以上が、普段私が車中泊する際に周りの方に迷惑にならないように注意している点です。
場所によってこれら以外にも、様々な対応方法があると思います。
十分注意して車中泊が受け入れられるレジャーになるとうれしいです。
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【車種の適合表がすべてのライト用にあるのがうれしい】


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