河口湖の周辺には「ほうとう」を提供してくれるお店が沢山あり、どこにしようか迷ってしまう程。しかも評価も拮抗している。そこで今回は120年の味を守るという「甲州ほうとう完熟屋」さんに行ってきました。
山梨に来たら「ほうとう」は絶対に食べる我が家。
地元の飲食店メニューにないのが、ナゼだ!と言いたくなるほど好きだー!
・名古屋の味噌煮込みよりマイルドで上品な味噌仕立て。
・豚肉の油がその味噌や周りの野菜とうまく溶け込んだあの甘さ。
・コシのある分厚い麺だが、ちゃんと浸み込み味がする麺。
数年前に食べてから虜になり甲州への旅ではもちろん、自宅に在庫が無いと気が済まないので、サービスエリアで見かけたら必ず買ってくるほど。
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それほど好きな「ほうとう」を楽しみの1つにやってきたのは河口湖。
河口湖周辺にはほうとう専門店が多く、どこにしようかかなり悩みます。
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ただこの日は紅葉真っただ中、交通渋滞で簡単に身動きが取れない状況、特に決めていなかったのもあって目の前にあった「完熟屋」さんに決定。
外観も良さそうなのが決め手でした。
さてそのお味は・・・。
完熟屋さんのこだわり。
ほうとうは店によって味が違うので、知らないところでは少し緊張気味なのだ。
完熟屋さんは自家製のお味噌を120年以上前の蔵で1年を通して熟成させ提供してくれるという事です。
ただ「ほうとう」は過去に食べた中でも味にかなりの違いがあるので、若干の不安と期待の中いざ入店。
混み具合。
この日は土曜の11:30。
程よい暖かな日とあって既にテラス席は満席。
店内は予約席を除くと私たちが案内された席をふくめて2つだけ空いているという繁盛店。
表紙の外観写真は食べ終わった帰りのものですが、待ちのお客さんで一杯。
みんな店の周辺に座り込んだりして待っている状況。
奥にある駐車場へは連続して車が入っていきます。
正直12:00ではもう待ち覚悟。
店内。
味噌づくりの家屋の様な外観から想像できる、古き良き日本の土間にある食卓をイメージできる作りです。(写真は忘れました。)
メニュー。
ほうとうはいつも「豚肉ほうとう」と決めている。
冒頭にも書いたが豚肉の甘い油がよく合うのだ。

いつもは単品でお腹一杯なのだが、ミニねぎとろ丼がやけに気になる。

ほうとう以外にも、アナゴの天丼セットもある。

天ぷら単品に

田舎うどんもある。

当然私は豚肉ほうとう単品と、気になったのでミニねぎとろ丼

家内は豚肉ほうとう天ぷらセット

娘は、豚肉ほうとう大あなご天セット

実食。
最初の一口。
・・・ん?味噌煮込みうどん???
そう最初は名古屋の味噌煮込みにかなり近しい。
いまいちなのか?
ところが、食べていくにつれ独特の味噌感が口の中で広がってくる。
あきらかに最初とちがう。
いつものほうとうとは違うが、これも行ける!
そして、この「すりだね」を小皿に頂いていたので少し混ぜていただく。

これまた、いい感じに味変してくれる。
娘は苦手の様だが、大人には美味しい。

最初は一瞬アレッて思ったが、最後まで美味しいといって完食し満足したわけだ。
本店は山梨の甲州市にあり、ほうとうはもちろん郷土料理やお酒にあう一品料理、それに地元の野菜や甲斐サーモンなども提供して、同時にワインや地酒も楽しめるという。
いつかは本店にもお邪魔したくなる程おすすめのお店だ。
おかげで、新しいお店を発掘したくなった。
甲州ほうとう完熟屋さんのパンフレット。


場所
甲州ほうとう完熟屋さんのサイト
こちらは「ほうとう」のamazon検索結果。
私は横内製麺さんをオススメします。
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