木曽駒ヶ岳ロープーウェイは、約7分で標高2612mの所にある千畳敷駅まで一気に運んでくれます。せっかく乗るなら素晴らしい景色が眺められる窓側を確保したいところです。そこでこれから乗る方に向けてロープーウェイの前か後ろのどちらに乗るか、それぞれ確保の目安をお知らせいたします。
中央アルプスといえば駒ヶ岳ロープーウェイ。
高低差が日本一で麓の「しらび平駅」から約7分程で標高2612mの「千畳敷駅」まで一気に運んでくれます。
駅を降りた途端に目の前に現れる視界いっぱいに広がる千畳敷カールは、だれの目にも感動を与えてくれることで人気の観光地となっています。
その千畳敷カールの素晴らしさだけでなく、ロープーウェイからの雄大な景色も普段では味わえないとあって皆さんロープーウェイの窓際に行きたいと狙っています。
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そこでこのブログでは、上りと下りでロープーウェイの前後のどちらがオススメなのか、それぞれの順番待ちの仕方を、私個人的な体験と意見ですがお伝えしていきます。
(2回行っていますがいずれも夏ですので、季節柄の天候と景色によっては個人差があることは、ご理解いただき参考としてください。)
上りは後ろ側。
上りは後ろが良い理由。
まず夏という季節は朝一番は雲が少ないですが、帰りの時間になると雲が発生しやすくなります。
そうなると下りで前方を確保しても景色が悪い確率が高くなります。
ではその景色ですが、上りの際に天気が良ければロープーウェイ後方に見える八ヶ岳や南アルプスそして富士山を眺められます。
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ロープーウェイの中に眺められる山々の名前が記載されています。
ちょうど真ん中あたりに富士山が見えます。

私たちは、ロープーウェイのど真ん中でしたので、人との間から見ることが出来ました。
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下の写真の赤丸部分には富士山が見えます。
(千畳敷駅からの写真です。ほぼ同じ感じで見えました。)

やはり富士山が見えるとうれしいものです。
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帰りは翌日の昼12時ごろに降りましたが、ガスや雲で前は何も見えませんでした。
後ろを確保するために。
ではロープーウェイの後方を確保する方法です。
麓の駅「しらび平駅」では、私たちはご覧のように売店と同じフロアーに列をなしてロープーウェイを待ちます。

しらび平駅までのバスを降りたら、ダッシュでここまで行きましょう。
到着した順番で並びます。
ロープーウェイの定員は101名となっていまして、前と後ろにはそれぞれ4名ほど並べるので、ほぼ先頭にいれば大抵は確保できます。

多くの方がロープーウェイの前方に行く傾向があるようなので先頭から5,6人目だからといってがっかりしなくても良いかもしれません。
下りは後ろ。
下りは後ろが良い理由。
帰りはガスや雲が出る確率が高くなるので、遠くの富士山などより近くの谷や滝、崖などの景観を楽しみましょう。
ただし、雲やガスが濃いと何も見えないこともあります。
もちろん乗り場で雲が無いようなら、前方を確保して景観を眺めるのもありです。
後方を確保するために。
千畳敷駅での乗り場では、人気のシーズン中(7月~10月)辺りまでは、帰りの下りは混み合います。
特に昼を過ぎると混雑しますので、ポールポジションを取るタイミングが難しいですが、雰囲気を書いておきます。
下の写真をご覧ください。
ロープーウェイがやってくる直前に、出入り口に並ばされます。
実は写真左手のカラフルな帽子の女性が先頭に並んでいました。
しかし、出入り口に並ばされる際に奥に詰めることになり、ロープーウェイの出入り口から少し遠くなります。

実際に入る際には真ん中の緑っぽい帽子の方が先頭に入っていき。続いてその後ろの人が入っていきました。
そのことから、先頭から3,4番目あたりに並ぶのがとりあえずは良さそうです。
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私たちは今回もガスってて何も見えませんでした。
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こちらは前回の下りの千畳敷駅の様子。
ガスで何も見えません。ほぼ同様でした。

まとめ
「上りは後方を確保して、富士山や南アルプスを眺める。」
「下りは後方を確保して、滝や川など目の前の自然を眺める。」
これが今のところの私のプランです。。
恐らく来年も来ると思いますが、この教訓を胸にロープーウェイに挑もうと思います。
下りと同じように上りもロープーウェイの出入り口で待つ事もあるかもしれません。
いずれも参考程度に、状況判断してください。
天気に左右されますので、都度変更ありです。
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