ポータブル電動空気入れは便利そう。以前から気になる商品なのだか、心配は自動車に使えるのだろうか。最悪は自転車に使えばいいやって購入。使い方に若干の難はありましたが・・・使えそうなので、説明やその使用感、それと問題点あわせて書いていきます。
嫁の車のスペーシア。
タイヤのくうきの減りが、なぜか早い。
タイヤ屋さんに確認すると、タイヤとホイールの組付けには問題ないとの事。
なにせ月1で、せっせと空気入れてます。
(いままでこのペースで、空気を入れた経験がないので気になっている)
最近、月1ペースでの空気入れが面倒。
また寒くなったこともあり、自宅で手軽に空気を入れるのはないだろうかと探したら見つかりました。
・・・
AmazonでUIBIというメーカーのポータブル電動空気入れが、それです。
説明文にはバッテリー容量7800mAh
自転車、バイク、浮き輪、自動車・・・との事。
動画は自転車のため、自動車の効果の程はどうなんでしょう。
やや心配な所。
心配事はあるが、Amazonプライム会員価格という事で当時4,933円で購入。
果たして使えるのか、見ていくことにしましょう。
商品紹介
内容物のチェック!
中身は
・本体
・空気を入れる時のホース
・対象物に合わせて交換するアタッチメント
・アクセサリー電源コネクター
・TYPE-Cの、USB充電コネクター
・専用のポーチ
・取説
各種説明
操作方法
使い方は
・電源は長押し。電源兼、くうきを入れる際のスイッチも兼ねている(長押しは不要)
・左右の数値変更は、目標空気圧の数値変更用
・照明は押すたびに、光かたが変わります。
・単位変更は、押す度に「BAR」「KPa」「PSI」「kg/cm²」に替わります。
圧力の単位表示と画面
画面は見やすい大きな表示です。
上が現在の圧力(ホースがつながっていないので0表示です。)
下が入れたい圧力数値
圧力の単位は「BAR」「KPA」「PSI」「kg/cm²」の順に変わります。
(245の右に小さくあります)
圧力の単位換算表も載せておきます。
kg/cm² | KPA | PSI |
2.0 | 200 | 28 |
2.1 | 210 | 30 |
2.2 | 220 | 31 |
2.3 | 230 | 33 |
2.4 | 240 | 34 |
2.5 | 250 | 36 |
2.6 | 260 | 37 |
2.7 | 270 | 38 |
2.8 | 280 | 40 |
2.9 | 290 | 41 |
3.0 | 300 | 43 |
3.1 | 310 | 44 |
3.2 | 320 | 45 |
3.3 | 330 | 47 |
3.4 | 340 | 48 |
3.5 | 350 | 50 |
3.6 | 360 | 51 |
3.7 | 370 | 53 |
3.8 | 380 | 54 |
3.9 | 390 | 55 |
4.0 | 400 | 57 |
その他の説明
本体の上面は、照明部分、エアーホースの接続、本体への充電用TYPE-C、スマホなどへの充電USBとなります。
ライトです。
結構明るいので、夜の暗闇で空気入れるところを照らすかな。
底面は、アクセサリー電源へのアダプター接続口です。
各種アタッチメントがついています。
自動車、自転車、バイクはホースについている口でそのまま使えます。
それ以外の浮き輪やエアーベッド?などは、ホースについている口にねじ込んで使います。
色々なものに使えて汎用性は十分。
付属のヒューズは、おそらく本体の中?
分解できそうもないんですが・・・。
気にせず、行きます。
本体の裏も見ておきましょう。
バッテリー容量は7800mAhと書いてあります。
PSEは取得してあるようです。
サイズと重さ
本体のサイズは、高さ16.5cm×幅7cm×奥行5cm
重さは550g
という事で、車に入れておいても邪魔にならないサイズです。
重さは片手で十分持てますが、空気を入れている最中は持っていると意外と重たく感じる重さです。
できれば、地面に置いて空気を入れましょう。
その際の注意点は、振動がありアスファルトに直置きだと、接地面が傷だらけになります。
使用感など
ハイエースで試す
折角なので、まずはハイエースでテスト。
1カ月どほ乗らずに、放置していたハイエースの空気圧は・・・
なんと320KPa(推奨は350KPa)
少なすぎるでしょ。
この空気入れ最大が350KPaまで。
ギリギリ行けるか?
・・・
空気入れ口に接続。
空気を入れる所に差し込んで、レバーをまげて留めます。
接続する際に、少し空気が漏れます。
接続したときのレベル。
(この時はkg/cm²表示にしてました。)
上が現在値
下が目標値
ゲージで測った時より0.05多いな(KPaだと5KPa多い)
とりあえず、空気入れてみます。
・・・
およそ1分ちょっと。
2分はかかってませんね。
あっという間に目標値へ。
目標値になると自動で止まります。
ではゲージで実測。
あれれ・・・340KPaです。
ゲージに問題があるのか、空気入れが10KPaのズレなのか???
まあ空気入れが、ズレてるのでしょう。
・・・
という事で、ハイエース(350KPa)にはちょっと足りない。
(空気入れの、個体差があるかもしれません)
スペーシアで試す
とはいえ、嫁のスペーシアギアの為に買った空気入れ。
スペーシアに使ってみましょう。
ワザと空気を減らして、ゲージでは185KPaちょい
こちらでは空気入れでは200KPa
やはりズレてそうです。
スペーシアは、240KPsが推奨圧。
わざと1kg/cm²おおめの2.50kg/cm²(250KPa)に設定して実行。
目標値で自動でストップ。
・・・
思った通り10KPa少ない、240KPaと出ました。
実測値との差がぴったり10KPaある点ですが、定数のズレなら問題ないでしょう。
毎回10KPa多めに入れれば問題ありません。
音量
音の大きさは「66db」
写真には、会話音・デパート内の騒音と表示されていますが、静かな方です。
本体から20cm程度の場所での計測を考えると、周辺への音は余程小さいかと思います。
家の窓を閉め切っていれば、家の中に聞こえてくるような音量ではないかと。
(とはいえ深夜は、近所づきあいを考えると避けたほうが安全です。)
バッテリーの持ち
バッテリーを満タンにしてから、上記のテストを2回と、もう1台分に使いました。
バッテリーは3/4のメモリー残量でした。
まあ十分持ちそうです。
まとめ
携帯性・汎用性・操作性・バッテリーの持ち・静音性(個人差あると思います)・くうきの充填速度は問題なし。
問題としては、実測値のズレです。
(これは問題とするかは個人個人。まあ返品対象かも)
とはいえ、調整すれば問題ないレベルなのでこのまま使います。
それと、1度に2台分を連続で使っても、温度の上昇はほとんど感じませんでした。
あとは、耐久性ですね。
これは壊れたら、追記します。
・・・
という事で、一番気にしていた「自動車に入れられるのか?」という問題点はクリアーです。
その他にも、いろいろなポータブル電動空気入れがありますので、よ~く吟味してください。
持っておくと、いざという時に便利かと思いますよ。
コメント
有用な情報ありがとうございます。ところで、「この空気入れ最大が350KPaまで」がよくわかりません。本体に最大150psi(1000KPa)までと書いてあります。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、本体裏面には3~150psiが空気圧力範囲と書いてますね。
気が付きませんでした。
実際に本体で設定できる最大圧力は350KPaまでとなっていて、それ以上は数値が上がらないようになっています。
その為、実際の使用においては350KPa(この個体は340KPa)が入れられる最大圧力となります。
空気入れの仕様について混乱させてしまい申し訳ありません。