今年最も過酷だった鈴鹿セブンマウンテン「竜ヶ岳」登山。猛暑の真夏、2.5ℓの水が底をつき、軽度の熱中症一歩手前に。息を切らし、頭痛と戦いながらも頂上へ。苦しさの中にこそ見えた成長と、山での教訓を綴ります。
今年の夏、鈴鹿セブンマウンテンの一つ「竜ヶ岳」に挑戦しました。
これまで登ってきた山の中で最も過酷な登山でした。
この日の様子を残しておきますので、装備などの参考にしてください。
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季節は夏(6月30日)
今年は梅雨らしい天気が続かず、暑い日と雨の繰り返し。
丁度タイミングよく晴れの予報に合わせて決行!
予報では最高気温は山頂で27℃
これならなんとか行けるだろうと準備。
この日の装備
服装は、
・ポリエステル100%のTシャツ
・ワークマンのエアロストレッチクライミングパンツ。
・帽子と、日焼け対策のネックシェード。
・登山靴
・アームカバー
道具は
・モンベルリュック25L
・登山ポール
補給は
・ハイドレーションによる1.5Lの水
・凍らせてきた500mlの水
・経口補水液アクエリアス500ml
・おにぎり2個
・カロリーメイト1箱
・グミ2袋
その他
・頭を冷やすクールスプレー
・ファストエイドセット
ちょっと大げさかなって思いながらも、これからの夏登山に向けて訓練も兼ねて荷物を重めに準備
駐車場
まずは、駐車場。
こちらは宇賀渓駐車場
高速だと東海環状自動車道の大安ICを降りて、車で10分程で到着するアクセスの良いところです。
この日は平日の8:00
さすがにガラガラです。

写真の左にあるゲートを通過して、支払いは帰りに500円払います。
0時で日付変更になるので、前日からの車中泊ですと1,000円必要ですね。
駐車場のすぐ隣にある「宇賀渓ないのコナラ、竜のコバ」というお土産、軽食屋さんで1,000円以上の飲食をされると駐車場が無料になります。多分1日分だと思います。
この日(月曜)はお休みでしたので、その恩恵にはあずかれませんでした。残念!!
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駐車場にあるトイレ。
普通にきれいです。

スタートです。
準備をして、出発です。

約20分程の舗装路を進んでいきます。結構遠い。

途中「竜の雫」という滝が見れます。飲むのはやめましょう。

ひたすら20分歩くのも結構疲れますね。
やっと登山口に到着です。

こちらの遠足尾根コースは問題ないですが、この奥にある金山尾根コースの登山口までの川にあった丸太橋は撤去され、臨時の丸太が増水の時は沈むみたいです。
2日前だったかな、まとまった雨が降ってましたのでその影響でしょうか。昨日までは増水で、橋が水没していたそうです。
丁度、管理の方がいらして教えてくれました。
今日は大丈夫との事。

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森の中ならいくらか涼しいだろうと思いながら出発。

かなり急な登りが続き、つづら折りの道が体力を消耗させます。

駐車場から約60分。
急登が続き、汗が渇くスピードが追いつきません。
石の山が見えてきまして、どっちへ行くのか?

どうやらここを登るようです。
難所ではないので問題ないです。
この岩を登ると展望らしいのだが、それらしい景色は無し。

岩山から少し下るのですが、すぐに登りです。
またつずら折り。

この急な登坂と暑さで、給水ペースはやや速め。
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駐車場から90分。
やっとそれらしい看板が出てきました。

ここまで登れば、一旦はなだらかで体力回復に良い登山道になります。

道が開けてきました。
あれが竜が岳。まだまだ遠い。

この後も多少の上下を繰り返しながら進んでいきます。

一気に開けてきました。
かなり疲れていましたが、眺めがよくなると途端に元気になります。
しかし、あ一番奥の山が竜が岳か、まだまだ先だな。

しかし直射日光のせいで、急激に体温が上昇してきました。
汗が噴き出し、速乾素材でも追いつかないほど。体力の消耗が激しいです。
とにかく水分補給。
すこしきつめの登りをこえると・・・。

木道です。

進んでいくとトイレに出ます。
駐車場から約3時間ほどの場所になります。

あの山が竜が岳です。
もうこの頃には、暑すぎて夏の低山は凝りている頃でした。

最後の登りです。
木陰が無く直射日光にやられます。
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この木道は歩きやすいですね。
通る場所を変えれば自分の歩幅に合います。

駐車場から3時間15分。
山頂に到着です。

標高1,099m、竜ヶ岳の頂上に立ったとき、あまりの暑さで汗まみれ、息も絶え絶えの状態でしたが、達成感があふれ出しました。
登山を始めたころは、精一杯でしたが、こうして距離と高さをクリアーできるようになれるとは思っていなかっただけに、自分をほめてやりたい!!
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しかし暑いですねえ。
湿度は低めなですが、気温は34℃。
山頂でこの温度です。

今回はいつもより長めの休憩を取ります。
なんだか頭が痛くなってきた。
なんでも急なスポーツでも頭痛になるとか・・・でも今回は熱中症だろうか。
とにかく水分とカロリーメイトで栄養補給。
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山頂までの間にも、何羽か飛んでいた鳥。
トンビにしては大きい。鷲でしょうか。
獲物を狙っている様子で、激しく上下を繰り返しています。

いい眺めを見ながら、徐々に回復してきました。
カロリーメイトと私は相性が良く、回復力が良いのです。
ただし、のどが渇くのがちょっと難点
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元気を戻してきましたが、頭痛が引かない。
もう夏の炎天下で登山はやめよう。
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体調がいいうちに帰ります。
金山尾根登山道からくだっていきます。

くだり始めは緩やかです。
木陰に入るとやはりいくらか涼しいですねえ。

すぐに勾配がきつくなってきて、下山20分のところで岩場がやってきました。
やや距離が長めの岩場です。ここは注意せねば。

金山尾根は遠足尾根より坂がきつめですねぇ。
普段は、くだりで疲れることはあまり少ないのですが、今回はすこし疲れます。
とくに暑さが追い打ちをかけてきます。
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山頂から50分。
いい感じのイスです。

さすがに疲れて、15分ほど休憩。
で、ここでハイドレーションから水が供給されない!
そう、水が切れました。
今回は熱中症を考えて、水分補給を控えめにする必要がないように多めに持ってきた水ですが、まさかの欠品。
ここから駐車場まで約60分。
行くしかない、がんばっていきましょう。
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滑りやすいのでご注意。

この葉っぱの束が滑りやすくなっています。
すこし距離も長めなので注意していきましょう。

山頂から90分。
登山口に到着。

実は、この登山口の看板にはだまされました。
てっきり、道路に出ると思ってました。
しかし、今までと変わらぬ登山道の下山が続きます。
(私の勝手な想像ですけど)
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看板から約10分
やっと丸太に到着

水の流れが速く、ちょっと怖かった!
やっと舗装道路に出ました。
東屋でちょっと休憩

東屋から舗装路を歩く事、約20分。
しかし長い。
駐車場に当到着。
直ぐに自販機で炭酸飲料をがぶ飲みでした。

山頂付近を除けば、木陰が多かったのが若干とはいえ涼しい分、なんとか耐えられました。
教訓とまとめ
残ると思っていた水分2.5lを飲み干すとは思いもよりませんでした。
それと‟こまめな休憩”は絶対で、塩タブレットも持っていこう。
そして、一番は服装かな。
今回はポリエステル100%のTシャツ1枚だけだったのが、ダメだった!
汗が乾かず熱が逃げない。
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早速、ミレーのアンダーウェア ドライナミック メッシュのノースリーブを買ってきました。
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無事下山できてほっとしていますが、登山の厳しさの中にある達成感。
それを教えてくれた竜ヶ岳。
夏山登山は命を削ることもあるからこそ、しっかりと準備して、無理せず、自然と向き合うことが大切だと強く感じました。
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竜が岳のオススメはは晩秋あたりが、紅葉も兼ねてベストかと思います。
竜が岳
「参考数値」
時間6:10(休憩含む)
距離10.3km
登り953m
下り962m
消費カロリー1869kcal
住所:〒511-0266 三重県いなべ市大安町石榑南
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