ハイエース2型を中古で買ってから6年。ヘッドライトの黄ばみを何度も磨いてきました。おおよそ1.5年ごとにヘッドライトの黄ばみを磨いてきました。そもそも黄ばみの原因を遮断すれば、もう少し持ちしそう。ということで、私が実施している対策を紹介します。
黄ばみの原因
紫外線(UV)の影響?
ヘッドライトのカバーは ポリカーボネート樹脂 で作られています。軽量で割れにくいですが、紫外線に弱いという弱点があります。長年太陽光を浴びると、表面のコーティングが劣化し、黄ばんでしまいます。
酸化
ヘッドライトの表面は 空気中の酸素と化学反応 を起こし、徐々に劣化します。これにより透明だった樹脂が変色し、白く曇ったり黄色くなったりします。
汚れや油分の蓄積
道路の汚れ、ホコリ、排気ガスのスス、洗車時のワックスやコーティング剤が付着すると、ヘッドライトの表面が曇り、黄ばみが加速するようです。
熱の影響
ヘッドライトの内部には強力なバルブ(ハロゲン、HID、LEDなど)があり、発熱します。
この熱がヘッドライトの樹脂を劣化させる原因になり、黄ばみを促進しやすいです。
化学物質(洗剤やワックスなど)
ヘッドライトを洗う際に 強力な洗剤や研磨剤 を使うと、表面の保護コーティングが剥がれてしまいます。
その結果、紫外線や酸化の影響を受けやすくなり、黄ばみが進行します。
黄ばみを防ぐ方法
紫外線カットのコーティングを塗る
コーティング剤には スプレータイプ、液体塗布タイプ、ワックス状のもの があります。耐久性が高いものほど価格が上がりますが、効果は長持ちします。施工後は数ヶ月〜1年ほどの効果が期待できるので、定期的に塗り直すとさらに長期間ヘッドライトの透明感を維持できます。
🔹おすすめ商品
- シュアラスター ヘッドライトコーティング(耐久性が高く、UVカット効果が強い)
- ソフト99 ガラコ ヘッドライトコート(簡単施工で撥水効果もあり)
- カーメイト ヘッドライトクリアコート(スプレー式で手軽にコーティング可能)
定期的に洗浄し、汚れを落とす
洗浄には 中性洗剤を使った優しい洗い方 が理想です。強力な洗剤や研磨剤を頻繁に使うと、ヘッドライトの表面の保護層が削れてしまい、逆に黄ばみが進行しやすくなります。洗車時にヘッドライトも忘れずに拭き上げ、撥水コートを施すことでさらに汚れが付きにくくなります。
🔹おすすめ商品
- シュアラスター ゼロウォッシュ(中性洗剤でコーティング層を守りながら洗える)
- ソフト99 ヘッドライトクリーナー(黄ばみ落としと洗浄が同時にできる)
- カーメイト ヘッドライトクリーナー(拭き取りタイプで手軽に使用可能)
直射日光を避ける
長時間屋外に駐車する場合は、サンシェードや遮光カバーを活用 すると、紫外線の影響を大幅に減らせます。冬場は霜や結露の影響で劣化が進むこともあるため、カバーを使うことでヘッドライトを保護できます。
🔹おすすめ商品
- ボディカバー(CAR-ALL 車体カバー)(UVカット仕様でボディ全体を保護)
- サンシェード(メルテック ML40)(フロントガラスからの紫外線をカット)
- ヘッドライト専用カバー(ヘッドライトプロテクションシート)(簡単装着で紫外線から守る)
黄ばみが発生したら磨く
ヘッドライトが黄ばんでしまった場合は、 専用クリーナーやコンパウンドで研磨 することで透明感を取り戻せます。ヘッドライト専用の 微粒子コンパウンド を使うと、表面の汚れや黄ばみを落としながら、なるべくコーティング層を傷めずに仕上げることができます。
ただし 強く磨きすぎると、ヘッドライトの表面の保護層が剥がれてしまう ため、使用後は必ずUVカットコーティングを施すことが重要です。
🔹おすすめ商品
- ソフト99 ヘッドライトリフレッシュ(コンパウンドとコーティングがセットになっている)
- 3M ヘッドライトクリーナー(プロ仕様の高性能研磨剤)
- シュアラスター ヘッドライトクリーナー(手軽に磨けて仕上がりが良い)
プロテクションフィルムを貼る
透明な特殊フィルムをヘッドライトに貼り付けることで、紫外線や汚れ、飛び石などから保護するものです。
プロ仕様のフィルムは 5年以上の耐久性があり、ヘッドライトを新品同様に保つ ことができるようです。
DIYで貼ることも可能ですが、気泡が入りやすいため、カーショップや専門業者に依頼するほうが良さそうです。
🔹おすすめ商品
- XPEL ヘッドライトプロテクションフィルム(高耐久で透明度が高い)
- 3M スコッチガード PPFフィルム(プロ仕様で傷防止効果もあり)
- ソフト99ヘッドライトプロテクションフィルム(くもったライトに直接貼っても、効果が分かる)
・・・
という対策が黄ばみの進行を緩やかにする方法です。
私の対策
お金をできるだけかけずに簡単な方法で対処したいので、以下の2つを試してみることにしました。どこまで長持ちするか実験です。
まずは、ヘッドライトの黄ばみを毎回使っている、3Mヘッドライト用クリアコーティング剤で磨いていきます。
詳細は下記ブログでどうぞ。
その今後は・・・
定期的に洗車する
普段からそこそこ洗っていますが、今後も継続して実施。
ふつうのカーウォッシャーで、ブラシをやめてスポンジにします。
直射日光を避ける
駐車場の都合で車の向きを変えるのは難しいため、車用の遮光カーテン でヘッドライトを直射日光から保護します。

車体の鉄の部分に100均の磁石でつけているだけです。
強風でもズレず意外と強い!
・・・
画像に写っているのはタイヤカバーです。
気休めかもしれませんが、タイヤの劣化を防ごうと思い、つけています。
こちらは風で飛びやすいので、ゴム紐で飛ばないようにしています。

タイヤカバーのブログはこちら
まとめ
古い車なので、トラブルも増えてくる時期ですが、こういう 手間をかけるのも愛着の一つ。できる範囲で工夫しながら、少しでもヘッドライトを長持ちさせていこうと思います!
また、今後の報告をお楽しみに!
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【車種の適合表がすべてのライト用にあるのがうれしい】

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