近頃は車中泊が流行っていて、年中出かけるって人もいるかと思います。 しかし冬の車内はかなり厳しい寒さになります。 鉄の箱の中って感じでその冷え方はかなりのものです。これからキャンピングカーを買おうという方はFFヒーターを候補にしてください。すぐに温まるし、ぐっすり眠れて快適です。
先に書いておきます。
キャンカー買う人は、オプション候補にFFヒーターを検討してください。
中古で買う人、FFヒーターが付いているのを検討してください。
車中泊が流行りだして、車内を温める方法が様々紹介されていますね。
ポータブルバッテリーに電気毛布とか、つわものはカセットコンロで短時間の暖を取るって人もいるようです。
電気は大丈夫でもガスとかは一酸化炭素中毒ってことがありますので、やめましょう。
暖を取るのは様々ですが、これからキャンピングカーを買おうという方には、FFヒーターを忘れずに前向きに検討してください。
キャンカーの定番。FFヒーター。
プッシュしておいてなんですが、実はキャンカーを購入する直前までこの存在を知りませんでした。
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当時、寒い時の車中泊は寝袋か、エンジンを掛けっぱなしでエアコンをつけるかの選択肢しかないと「まじで」思っていました。
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エンジンをつけたままの車中泊は、周りが気になりますのでエンジンは止めたまま、毛布と寝袋で寝るもんだと、なんら疑いもなく思っていましたのでFFヒーターの存在を知った時は、ちょっと衝撃的でした。
このFFヒーターはエンジンをつけなくても車内を温めてくれるヒーターで、燃料はガソリンや軽油です。燃料タンクから供給され車内を温めてくれます。
上の写真が本体です。大きさは30cm×15cm×15cm程度です。
私の車では後方の右角に鎮座しています。
一番有名なのがベバストというドイツのメーカーだそうです。
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初めて使用したアクアイグニスでの車中泊では、使い勝手がわからずメモリを2でテスト運用し朝方は少し寒い思いをしました。
送風口。

排気口は、くるっと一周回りますので風向きは多少はコントロールできます。
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私の場合はダイネットのすぐ後ろにある為、周りの木が熱くなります。
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車内への排気口は車種によって色々と考えられていると思いますが、私の場合は、他に良さそうなところはなかったかな?と思える場所です。
温度調整方法。
まずうれしいのは車内がすぐ温まる所。
到着してエンジン切ってFFヒータつけたら、寒い時間はありません。
直ぐ温まります。
これがなんともうれしいところです。
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さて温度調節ですが、1メモリ5℃の様です。
なのでアクアイグニスでは10℃で寝ていたことになります。
今思えば、それくらいの気温だった事は覚えています。
最高は35℃に設定できます。

スイッチと温度変更は、下記の写真のようにダイヤル式のつまみです。
0の位置でOFF。
右に回すとスイッチが入ります。
この写真のレベルで私の車では18℃辺りを温度計は指します。
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サーモが働くので、熱くなり過ぎる事はありませんが、最初は少し慣れが必要かと思います。
実際、2月の真冬ではもう少し上げたほうが良さそうでした。
「音」が出ます。
音ですが、車内音は出ます。
家庭用の石油ファンヒーターのような風の出る音で、枕元だと気になる方はいらっしゃるかもしれません。
購入する際はチェックをしておきましょう。
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サーモスタットも働くので運転⇔停止を繰り返します。
最新のFFヒーターは静音機能がUPしているようですが、私のは古いFFヒーターという事と私自身が音に敏感なので、耳栓でカバーしてます。
うちの家族は全く気にすることなく熟睡です。
車外の音は、なんだか金属音のような「キーン」という音が出ますので、周辺の車中泊など窓を開けない時期なら大丈夫そうですが、オートキャンプ場なんかで隣でテント泊をされているのであれば、使わない方がいいレベルの音量です。
ガスを燃料にするため、排気ガスが出ますが、ちゃんと外に逃がすようになっておりまして、私の車ではマフラーの横にホースが出ています。

メンテナンス。
メンテの話ですが、使わない期間が長いと燃料タンクからヒーターまでの間に、たまった燃料の傷みで故障する場合があるそうです。
できれば月1回は温度を全開にして10分程度の運転をした方がいいとのことです。
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夏はすぐサーモが効いて止まっちゃうので、車内をエアコンで冷やしてからFFヒーターを運転することで燃料を流すといいそうです。
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とにかく重宝する便利な装置です。キャンピングカーを購入する際には必ず装着されることをお勧めします。
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