岐阜県と長野県の県境にある標高1,739mの富士見台高原へ登山に行ってきました。長野県側の神坂神社に車中泊しての日帰り登山。車中泊や登山道中の様子などレポートしていきます。程よい疲れが心地よく満足いく登山となりました。
紅葉には少し早い10月12日。
長野県にある富士見台高原に向けて、ふもとの神坂神社で車中泊して登山に行ってきました。
登山往復で5時間。
休憩も合わせると6時間30分。
標高はスタート地点の神坂神社で約1,000mから、富士見台高原は1,739m。
上り下りの繰り返しで、トータルののぼりは840m
距離は13.5km
そんな登山と神坂神社での車中泊のレポートです。
厳しい車中泊
神坂神社に到着したのは、夜の22:30頃。
辺りは真っ暗で何も見えません。
ここに来るまでの道中に鹿がいたので、熊が出てもおかしくないほど・・・ちょっと怖いくらいです。
で何が厳しいかって申しますと、駐車場が斜めっているところ。
基本どこに止めても「斜め」で寝にくい。
駐車場の写真ですが、駐車場全域で斜めです。
到着した時は他の車は1台もなく、平日という事もあって朝までは混まないだろうと思いまして、出来る限り平たいところで就寝。
とはいえなかなか寝付けなかったでしたね。
富士見台目指して登山へ
寝心地がいまいちで起きたり寝たりを繰り返しながら、7:00起床、準備をして朝8:00出発。
神坂神社を通って登山に向かいます。
先に今回通ってきたコースを見ておきましょう。
このMAPに沿ってみて行きましょう。
・・・
さっそく「熊」出没注意の看板。
今年は熊が良く出た年です。
来年の春あたりも冬眠から覚めたクマが出て来るとおもうと、今から気になります。
神坂神社です。
登山の安全を祈願していきましょう。
左側に登山道があります。
出発すると一般車両は入れない道路に出ます。
工事車両などの関係者が走っていきました。
神坂神社から10分程の所で分岐看板があります。
東は「カラマツコース」
西は「ブナコース」
カラマツコースは勾配がきつそうなので、ブナコースで登っていきます。
登山らしい道かと思いきや・・・
また工事車両が入る道路を行きます。
落石でしょうか、岩を発見。
気をつけましょう。
神坂神社から約30分。
登山口に到着しました。
この門を進んでいきます。
杉が多く茂っています。
スギ花粉症の人は初春の時期は大変だろうと思いながら進んでいきます。
がけ崩れの修復跡でしょうか。
橋を架けるのは大変だったと思います。
感謝感謝。
登山道はかなり歩きやすく、すいすいと登っていけます。
スタートしてから約90分。
視界が一瞬開けて良い景色。
ブナコースとカラマツコースの交差点に到着。
ゴールはまだまだ先です。
ここからはゆる~い登りと下りを繰り返しながら萬岳荘まで進んでいきます。
萬岳荘に到着
スタートから2時間20分で萬岳荘に到着しました。
立派な山小屋です。
トイレは1Fと2Fにあります。
2Fのテラス席は、以前の4人掛けのテーブルから変わっています。
こちらの方が、大勢座れますね。
この日は売店はまだやっていませんでした。
萬岳荘までは、すぐ隣の「ヘブンスそのはら」さんからゴンドラとバスでも来れます。
小休止して、富士見台高原へ向かいます。
舗装された道だったっけ?
非常に上りづらい木の階段。
思ったよりきつめの上りです。
萬岳荘から約20分。
神坂小屋までやってきました。
この辺りまで来ると、気持ちのいい景色が360℃見ることが出来ます。
気持ちのいい登山道です。
あの頂上が富士見台
あとちょっとが意外ときつい。
神坂神社を出発してから約3時間10分。
到着です。
良い景色です。
とりあえず腹ごしらえ。
食べると元気に。
体力は元通り。
これからは、すぐ隣の神坂山経由で萬岳荘まで戻ります。
富士見台から神坂小屋まで戻る途中に分岐があります。
ここから神坂山への道です。
やや左にある山が神坂山です。
あっという間に近づいてきます。
すぐそこですが、草で見えないほど多い茂っていて道が分かりません。
こんな感じで進む気がうせてしまい、神坂山はあきらめて萬岳荘に戻ります。
とはいえ萬岳荘までの道も一部同じでした。
この道は歩く人が少ないようで、荒れた登山道です。
あまりお勧めできません。
萬岳荘に到着。
今日は売店は開かないようです。
畦地梅太郎さんの絵が描かれた手ぬぐいが欲しかったんですがね。
残念ながらネットで買うしかなさそう。
・・・
ここからは
上りの道を引き返します。
この日1番の紅葉はこちら。
グラデーションもなかなか良いものです。
緩やかな登山道を歩いて
分岐までやってきました。
神坂神社まではカラマツコースは距離1.5km、ブナコースは3.2kmと2倍の開きがあります。
そう考えるとカラマツコースは如何に急勾配かが分かります。
帰りも無理せずブナコースにしました。
下りは好調に休憩なしでも大丈夫。
無事に神坂神社に戻ってきました。
まとめ
今回の登山はいままでで一番距離の長い登山という事で、戻った時には少し足がブルっていまうほどの疲れでした。
今の自分の体力にはちょうどいい登山でした。
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