標高2,967mの甲斐駒ヶ岳は、花崗岩の白い岩肌の絶景により「白い貴公子」と呼ばれるほど美しい山。本記事では北沢峠から甲斐駒ヶ岳山頂、仙水峠経由で戻ってくる日帰りルートを中心に、景色や注意点などをレポートしていきます。
南アルプスの北に位置する甲斐駒ヶ岳(標高2,967m)は、その白く輝く花崗岩の山肌から「白い貴公子」と呼ばれているようです。
それは行かなきゃという事で、白い山肌を見に行ってきました!
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甲斐駒ヶ岳へは、山梨県側の「尾白渓谷」からと、長野県側の「戸台パーク」から北沢峠へ向かう方法があるようです。
今回は北沢峠からの王道ルートで日帰り登山を楽しんできました。
気がかりだったのは、帰りのバスの最終が16時という点。
乗り遅れられないプレッシャーを背負いながらの登山となりました。
そんな、疲労と緊張の行程をレポートしていきます。
登山口まで
戸台パークから北沢峠までは、バスに乗って向かいます。
バスの乗り方や混雑状況、何時ごろ並ぶといいかなどは、別のブログで詳しく書いておきましたので、そちらをご覧ください。
(一番下に、リンクを貼っておきます。)
今回の工程
工程は以下の通りです。

北沢峠から双児山を通り、甲斐駒ヶ岳へ、下りは駒津峰から仙水峠へ降りてきて仙水小屋、長衛小屋をへて北沢峠まで返ってくる、距離9.2km、登りくだりで約1,200m、時間にして6時間の行程です。
日帰りでのこの工程は今までで一番長いので、気合を入れて行ってきました。
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出発
まずは北沢峠に朝6時50分に到着。
これなら、途中に休憩を多めにとっても3時半には帰ってこれそうです。
北沢峠は既に多くの登山客でにぎわっています。
バスで降りたところに、100円の協力金が必要なトイレがあります。
トイレを済ませて6時56分に、甲斐駒ヶ岳山頂に向けて出発です。

登り始めは急登が続くという事で、体力温存のためにゆっくりペースで登ります。

実際に登ってみると、めちゃくちゃ急登ではないのですが、約90分つづくとかなりつらいですね。

足場は石がごろごろしているという程ではないので、比較的歩きやすい登山道です。
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こまめに休憩を取りながら登る事90分。
双児山に到着です。

いい眺めです。

雲海を見るのは、昨年の白山以来です。
北岳もはっきり見えます。
カッコイイですねえ、登りたくなります。

先を見ると甲斐駒ヶ岳が良く見えます。
確かに白い山肌がなんともきれい。

手前の山を越えて、その先にも山がありますのでまだ先ですね。
行動食のカロリーメイトを食べて、20分程ゆっくりします。
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双児山から直ぐの所に、携帯トイレ用のブースがあります。

甲斐駒ヶ岳と反対側(北沢峠から登れる)仙丈ヶ岳にも各1ブース設置されているようです。

使用方法に注意して利用させていただきましょう。
携帯トイレ用の回収BOXは北沢峠にあるようです。
今回使う事はありませんでしたが、こういった設備の維持などを見ると協力金を活用してもらおうと思います。
今回は寄付を忘れましたが、来週に仙丈ヶ岳に行くのでその時に寄付したいと思います。
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双児山から30分、駒津峰に到着。

富士山が見えます。
やっぱり偉大だなあ。

さらに甲斐駒ヶ岳が近く、はっきりと見えるようになりました。

いったい甲斐駒ヶ岳へは、どこから登るんだろう???
白い山肌を凝視しても、登山道らしいのが見えない。
とりあえず行ってみましょう。
写真にもある手前の山を越えていきます。
ここからは大きめの岩のガレ場が続きます。
ここはバランスを崩さないように慎重に!
手をついて歩く場所でもないため、足元に注意していきます。

鎖場です。
手袋忘れました!!

2か所目の鎖場。

2つ目の山はガレ場が多く、疲れがたまってますので特に注意。
さあ、ここから山頂へ向けていきます。

標識までやってきました。
ここから直登コースと、巻き道コースに分かれます。

直登コースは岩場をよじ登るコースとの事で、巻き道コースにします。
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どこを歩くのが正解なのか、今一つ分かりにくいですねえ。

ところどころに赤い標識がありますが、見つけにくいところがあるので、行く先の遠くを見てみつけましょう。

上を見ると傾斜がきつく見えますが、それほどでもありません。
ただザレ場が地味に辛い。
砂に埋もれる箇所があるので、足元に注意しなが来季ましょう。

なんとなく歩けそうなところを進んでいきましたので、途中で道を間違えてました!
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この標識から山頂まで5分との事。

スタートから、ちょうど3時間。
山頂です。

山頂に上がると風速10mの風が吹いてます。(天気予報より)
富士山と北岳を収めた写真です。

雲が多めですが、圧巻の景色です。
かなり疲れましたが、この景色を見る為なら大したことはありません。
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こちらは仙丈ヶ岳、来週目指します。

30分ほど休憩しまして、下山です。
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しかし下りになると急な斜面がちょっと怖いです。

下りでも足元に注意していたら、道間違えました。
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その後は登りの鎖場を2か所超えると、駒津峰の分岐を仙水峠へ下ります。
結構急な下りです。
疲れで足が上がり難く、何度も根や石に足を引っかけてしまいます。
転ばないように注意です。

仙水峠までとにかく長く感じます。
次回駒ヶ岳に来たら、素直に来た道で帰ると決心する程、気が遠くなる下山です。
大きめの石の上をひたすら歩くので疲れます。
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やっと仙水峠の標識につきました。
実はここで持ってきた2.5Lの水を飲み干しました。
あと1時間程度の予定、何とかなるだろうと思うしかありません。
暑い気温が心配ですが、いざという時には友人からもらいます。

と思いきや、さらに大きな岩のガレ場が続きます。
あと一息と思い、ひょいひょいと乗っていきますが、思ったより距離が長く精神力が切れました。

ガレ場を歩くこと35分。
やっと楽な登山道に出ました。

コケの密集を始めてみました。

コケの森を通って、やってきたのは仙水小屋。

拡張工事でしょうか、工事中で宿泊者以外は入れないとの事。
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小屋を過ぎると川のせせらぎを聞きながら、徐々に川に近づいていきます。
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鎖場に出ましたが、頼りがいのない鎖ですが使わなくても降りれました。

その後すぐにロープ場となります。
初めてのロープ場になれず、しかも下側が留められていないこともあり、振り回されて背中から壁に振られました。
足場をしっかりと固定しないとダメですかね。
勉強しておきます。

ロープ場から20分、やっと長衛小屋までやってきました。
のどが渇いてますのでコーラを購入。
生き返ります。

町営小屋から15分。北沢峠に15:00に到着。

到着と同時にバスがやってきました。

北沢峠にある、こもれび山荘にでも立ち寄りたいところですが、来週も来ますのでその時に寄ります。
まとめ
今回の登山は、登りも下りも長く体力的に大変でしたが、白い山肌は感動レベルで白い貴公子という名にふさわしいきれいな山です。
下山では水が切れるなどのハプニングもありましたが、いい山行となりました。
ぜひ多くの方に体験してほしい山です。
次回はいよいよ仙丈ヶ岳へ。今回の経験を活かし、また新しい山旅を楽しんできたいと思います。
甲斐駒ヶ岳の場所
リンク
戸台パークの状況ブログはこちら
戸台パーク関連のサイト


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